一言、云いたいね

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日本国民、外交を捨てて野党に政権を渡すか

2019-11-05 09:00:27 | 日記
若しも、日本国民が外交を捨てて野党連合に政権を渡す覚悟があるのなら、次の総選挙で野党に投票をすればいいのではないか。要は、国民がどれだけ覚悟をしているか、である。確かに、国内政治は今一しっくりいっていない感じがしている。今の与党政権は、多少マンネリ化がしてきたかもしれない。ただ、野党連合が政権を取ったら、本当に今よりもいい生活が待っているかどうかは未定だ。あの民主党政権を思い出してほしい。あの時に国民は民主党に政権を委ねた。しかし、政権を取った民主党は内部紛争に明け暮れ、政党が分裂をしてしまったのだ。

次の総選挙で野党は連合を組んで与党に立ち向かう。野党連合が選挙でどのような政策を打ち出してくるか、である。野党連合が本当の政策協定を結んで選挙に臨めば、政権を獲得できる可能性はある。しかし、果たして真の政策協定に結びつくことができるだろうか。見せかけだけの政策協定で選挙に臨んで、例え政権を取ったとしても長続きはしないだろう。民主党政権の二の舞になる可能性も出て来る。国民は野党連合の何に期待をするのか。政策に期待をするとしたら、今の自公政権と何処がどのように異なるのか。

そして本当に実現可能な政策が打ち出す事が出来るのだろうか。上辺だけの政策なら政権を取ったとしても直ぐに化けの皮が剥がれてしまい、野党連合は崩壊の道を進むことになる。再び民主党政権と同じように日本を不況のどん底に陥れることになるだろう。国民に夢を見させるだけでは国の発展は出来ない。実現可能な政策を打ち出さなければならない。野党連合は安易に減税をうたっているが、日本の消費税が世界の中ではそれほど高いわけではない。また、東南アジアの国で消費税を減税したところ、あまりうまくいっていない。

また、野党連合に加わる政党の中には、自衛隊を廃止しようという政党があるが、国の安全をどのように考えているのだろうか。安全保障を無視して国の安全を保つことは出来ない。若しかして、中国に国の安全を託すつもりなのか。売国奴のようなことをしたら日本は完全に壊滅してしまうだろう。野党連合が政権を取ったら国民の生活、安全、自由、平等、福祉などどのように考えているのだろうか。選挙になると掲げている政策には実現不可能のようなことがよくある。実現不可能な政策を掲げていては、選挙民は政権選択の時には選択をしなくなるだろう。

要は、いいことばかりを挙げていてはダメだ。よく消費税をゼロにする。減税を大幅に行う。それを大企業から沢山取ればいい。企業が日本から出て行ったらどうするのか。企業が競争力を失ったらどうなるのか。目先だけの政策では国民は飛びつかない。野党連合が掲げる政策には大きな無理が何時もある。国民はバカではないよ。政権を取るには重箱の隅を突いていてはダメだ。福祉を充実させるには税金を挙げなければ出来ない。単に税金を下げて福祉を拡大すれば国は必ず破綻する。

野党連合は何かといえば減税をうたうが、福祉を充実するには増税をしなければ出来ない。それが今の日本の現実なのだ。欧州の福祉国家は殆んどすべて所得税や消費税が日本より大幅に高い。野党連合が減税を言っていて福祉国家を目指すという意味が理解できないし、そんなウソは国民に理解されない。政権を取るからには、今の政権政党にはないものを掲げなければ難しいだろう。
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