チャレンジする私のために

自分の人生...
夢で終わらせるか、チャレンジしてみるか...
ピアノを再開してピアニストになるまでの軌跡

今までに感じたことのない感覚

2008-08-23 | 音楽
早いもので、あれから8ヶ月...

昨年、X'masのディナー演奏というチャンスを与えて下さったオーナーに、久々に演奏を聴いて頂く事にしました
オーナーとの馴れ初めについては、以前にも書いた事がありますが、私にとって“心から信頼できる恩師”と呼べる方なのです

そんなオーナーに、昨年の夏、3年越しのリベンジを経て、お店での演奏のチャンスを作って頂いたという事は、ある意味では「認めて頂けた」という事なのですが、X'mas終了と同時に、次の段階への進み方を模索する事になったのでした
「今年は、どういう形でステップ・アップしていこうか...」

私が、5月のオーディションを経て、今、ようやく自分の目標としていたラインにたどり着けたのは、そのお蔭もあります
でも、「さて、ここから...」です

オーナーには、最近、スランプの自覚がある事を打ち明けないまま、演奏を聴いて頂いたのですが、やはり、オーナーには見破られました

「弾いていて楽しい?」
2曲終えたところで中断され、突然聞かれて、思わずハッとする私...
そして、少し話をしているうちに、私は分かってきたのです...スランプの原因が...
中断、話、演奏...繰り返しているうちに、自分でも演奏が変化してゆくのを感じました

「最後にもう一度、アメージング・グレイスを弾いてみて!」
オーナーのリクエストで弾き終えた瞬間、私は、今までに感じた事のないような感覚の中にいました...
オーナーの満足気な笑顔と力強い拍手で、現実に戻った瞬間、分かったのです

「あぁ、コレだ...」
自然と涙が頬を伝ってきたのでした
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