チャレンジする私のために

自分の人生...
夢で終わらせるか、チャレンジしてみるか...
ピアノを再開してピアニストになるまでの軌跡

スマートな心遣い

2006-05-09 | 音楽
カレンダーを見ながら、頭の中では気になりながらも、体はすっかり休日モードで過ごしてしまった数日間...
ちょっと肌寒くて、薄暗くて、星占いの順位が最下位...というそんなGW明けの演奏は、気分的に不安な要素満載でした

でも、今日は、ある律儀な青年に救われました

そろそろ、2ステージ目を始めようかという時間に、その青年は連れの女性と入って来ました
まじまじと見ていた訳ではないのですが、遠目にも、きちんとスーツを着こなし、スラッとした感じに見えました
かなり会話がはずんでいるカップルのようで、初めはピアノから遠いテラス側に座っていたのですが、演奏を始めた途端、何となくですが、割と近くの席に移動して来たような気配を私は背中越しに感じていました
話し声も気にならないぐらい静かだったので、実際のところは分かりませんが、恐らくそうだったのではないかと思います
その後、普通に約30分程演奏し続け、最後の曲の半分あたりで、人の気配を感じて「おや?」と思ったのです
その隙を見て、その青年は、私のすぐ横まで来て、こう言ってくれたのです

「どうもありがとうございました」

私は、演奏中だった事と、完璧に不意をつかれた事で、どうする事も出来ずに
ほんの軽く会釈するのが精一杯でした
でも、本当に嬉しい一瞬の出来事でした
出来ることならば、私の方からも、もう一度、きちんとお礼を言いたい!

この時、気付いたのですが、彼は日本人ではなかったのです
こういう生演奏の場に慣れていたのでしょうか?
このスマートさ、律儀さ...お国柄なんでしょうか?
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