チャレンジする私のために

自分の人生...
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ピアノを再開してピアニストになるまでの軌跡

手書きの譜

2014-08-01 | Weblog

演奏の合間に、私の使っている楽譜に興味を示すお客様が、時々いらっしゃいます
暗がりでパラパラ~とめくりながら、しばらくして、「え?これ手書き?」と、とても驚かれます

少しずつ、少しずつ書き溜めていったものがファイルしきれないくらいに増えて、もう3度もリングを買い換えました
元々、付属のリングは直径20ミリだったのですが、現在使用のモノは直径40ミリ!
厚みだって50ミリ越えなので、ずしりと重いです
はっきり言って、こんなに増えて、巨大化するとは想像していませんでした
でも、まだ成長中であって、今でも、増え続けていっています

どうして、こうして書き続けてしまうかと言うと、やはり断然見やすいから
それに、使い勝手が良いから
に他なりません

恐らく、他の方が見ても、見づらいでしょう
試験前になって、慌てて、他人のノートを書き写したって、さっぱり分からないのと同じかも。。。

私専用のものだからこそ、書き方に、私独特の癖や法則があると思います
だから、今となっては、私の宝物

こんなに愛着のある私の宝物なので、仕事中はもちろん、休憩中も、片時も離れず、傍にいます
だからか、何気に、これまで数々の名言も生まれているんです
せっかくなので、お気に入りの名言を、ココに書き留めておこうと思います


 「私、自分が死んだ時に、必ず一緒に棺桶に入れて欲しいのは、やっぱりこの楽譜だなぁ~」
   「そうでしょうねー。そしたら、天国でもずっとピアノ弾いてられますもんね~!」

これは、すごく胸がキュンとなってしまったフレーズです
思わず、天国のお花畑でピアノを弾く自分を想像しちゃいました

 「この楽譜、全部、コピーさせてって頼んだら、させてくれる?」
   <私が困って、押し黙ってしまったのを察して>
    「ダメに決まってるでしょ! これはね、先生がコツコツと一生懸命書き溜めた遺産。無形文化遺産なんだから! あっ、違う。有形か(笑)」

これは、座布団10枚差し上げたいほどの名言でした
私以外に、この譜に価値を感じて下さる方がいらした事に、とても驚いたし、一気に場が和んじゃいました


この時代に、すごーくアナログだなぁと自分でも思う事がありますが、でもやっぱりコレでないとダメなんです

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