キキ便り

アメリカ便り、教員・研究者生活、シンプルライフ、自閉症児子育てなど

最高潮にロマンチックな映画 Midnight in Paris

2012-01-13 20:28:48 | 映画・本・テレビなどを語る

 

仕事が一段落したので、レンタルビデオを借りてきました。

ウッディーアレン監督のMidnight in Paris

音楽といい映像といい、ロマンチックなパリを楽しませてもらいましたが、それよりも凄かったのが主人公がタイムトラベルで出会う世界名高いアーティストや作家たち。

ピカソ、ヘミングウェイ、フィッツジェラルドらが登場し、それぞれの主人公の性格が面白かったです。

さらに古い時代のパリはこういうカンジだったのかと想像をかきたてられて、さすがウッディーアレン監督は演出が洒落ていますね。

どの時代にさかのぼっても、いつも古い時代が輝いてみえるところが、ニクイメッセージだと思いました。

ビデオを買って、手元に置いておきたいお勧め100%の映画です。

サルコジ仏大統領夫人のカーラ・ブルコニが出演していましたよ。その他にも美しいフランスの女優たちに見とれてしまいました。

私が魅力的だと思ったのは、清楚な美しさが光るレア・セイドゥです。他の女優たちもそうですが、みな足がまっすぐで長くて、信じられないスタイルの良さです。

 

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どこか抜けている人

2012-01-12 21:10:24 | アメリカ便り

 

人のことは言えないが、オットはどこか抜けているというかのんびりしているのが長所でもあり欠点。

タイの大学2校と協定を結ぶために大学を代表して出かけたのに、(1)名刺を忘れる、(2)大学からのお土産を忘れてしまったらしい。

相手はカジュアルなアメリカ人のことだからと気にもしなかったようだが、オットは深く反省。

そもそも海外出張の朝に荷物を詰める人。

輪をかけて、宿泊先のホテルの住所も控えていかなかったので、「Holiday Inn」という名前だけでホテルを現地で探し、旅行案内先で別のHoliday Innへの道を教えてもらって、迷子になったらしい。アメリカならアンドロイドで自分のExpediaのアカウントを探して、住所をチェックできるが、海外ではそうはいかない。

今回はアメリカを立つ時に、携帯をオフにする。前回のインドネシア&ベトナム訪問で携帯を少し使っただけで法外な値段をインドネシアの電話会社を通して、私たちの契約しているVerizonより請求されたので、もう海外では携帯を使わないことにする。

しかし、オットは旅行の準備もゆっくりできない程、職場では忙しいらしい。その仕事の合間に私の英語のチェックも時々入れてくれているので、のんびりしたところがないと勤まらないのかもしれない。

2つ目に訪問した大学では学長と話が弾んで、夏にぜひうちの大学にきてゲストレクチャーして欲しいと言われたらしい。オットは「うちの妻も大学教員なのでレクチャーできますよ」と私を宣伝したらしいが、どうなるのだろう。まあそういう風に言ってもらえたというのは好意を持ってもらえた証拠だと思う。

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中間試験のごほうびー チーズケーキファクトリー

2012-01-12 20:23:34 | アメリカ高校生活

 

やっと子どもたちの中間試験が終わる。

特に息子の試験勉強につきあうのが大変だった。

日本語のテスト勉強では、

ハイスクールを日本語に直して「ここ」、ウーマンを日本語に直して「おな」と書く息子にそうじゃなくて、「こうこう」「おんな」と訂正させる。

耳で聞こえる音と文字の音はアメリカ人の耳には違って聞こえるのだと思う。そう思うよくここまでがんばってくれたと感謝する。

「よん」なのか「し」なのか。「ふん」なのか「ぷん」なのか。「なな」なのか「しち」なのか、日本語は本当にややこしいと思う。

「がっこうにいきます」なのか「がっこうへいきます」なのか、私にもよく分からない。「あさごはん、たべます」なのか「あさごはんをたべます」なのか、会話の中ではどちらでもいいような気がするが、私の日本語もかなりいい加減なもの。

地理のテストでは、カナダの地理が試験範囲だったので、私にはちんぷんかんぷんだった。息子に「プリントを見て問題だして」と言われたが、地名を読むのも一苦労。

子どもたちの苦労をねぎらうために、チーズケーキファクトリーで、子どもたちの好きなチーズケーキを選ばせる。

息子が選んだのは、ゴダイバチョコのチーズケーキ。

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オットのタイ旅行

2012-01-10 21:09:07 | シンプルライフに惹かれて

 

タイに出張に出かけた夫から、沢山の写真Flickr で送られてきました。

鮮やかでお茶目で、自然豊かな国なんですね。一度、ぜひ訪問してみたいです。

これはなんでしょう?美術館でもないようですが。。。

女の子たちがかわゆい~

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今週のTo Do List

2012-01-09 06:37:35 | アメリカの大学で教える

 

今日から春学期の開始。

結局、年末年始と仕事が続き、病気も重なって冬休みがまったくとれなかったのが残念だが、2月になって仕事が落ち着いた頃に、3日ほど休暇をとろうと自分で決める。

今週は、大学の学期初めと子どもたちの期末試験も重なり、慌しい1週間。週末は、息子と娘の勉強につきあい、へとへとになってしまったが、日本ように塾があればどんなに親は助かるかと思う。生物学の遺伝子などの分野は、知らない単語ばかりで、外国語を勉強するようなもの。

今週の仕事面でのTo Do Listは

  • 修正した論文をジャーナルに投稿
  • 学生とのメールのやりとり、採点
  • 中間試験づくり
  • 自己評価(1年間の教育・研究面での成果や反省をこと細かく記入し、今年の目的を記入。学部長に提出するオンラインの書類)こと
  • 夏のクラスについての電話カンファレンス(夏の授業を実験的に半分の期間に短縮することについてのやりとり)

プライベートのTo Do Listは

  • ジムに週に2度通う
  • ヘルシーなマフィン、スープをつくる
  • 犬の散歩の時にThe Girl with the Dragon Tatooのオーディオテープを聴く
  • 日本の親戚の人に手紙を書く
  • You need a budgetの tutorialを読む
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ネコドアを2つ取り付ける

2012-01-07 18:04:33 | ネコ便り

  

新しい家では、ネコドアを2つつけることにする。

家の中からガレージに行くドアに1つ。

ガレージから外に出るドアに1つ。

これで、自由自在に家と外を行き来すると思ったら、なんとネコたちは家の中で過ごす時間が増えた。

予想外のネコたちの動きに、オットも私もびっくり。

ココアは、私の枕で1日15時間くらい昼寝をして過ごす毎日。枕の上半分をココアに取られ、私は下半分を使って寝る。枕を半分取られ、なかなか安眠できないが、かわいいネコたちに囲まれて過ごすのは心がなごむ。

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以前、アメリカの学生たちに「ペットと添い寝をする人?」と尋ねると、六分の一くらいの学生が挙手。

母子の添い寝は少なくても、ペットならOKなのだろうか。

ペットはどこで寝るかで国際比較研究すると面白そう。

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You need a budget

2012-01-07 17:51:54 | シンプルライフに惹かれて

 

家計管理のソフト

インターネットで調べて、人気が高かったのがこの「You need a budget」ソフト 

早速、1ヶ月間無料のソフトをダウンロード。携帯からも入力できるので、便利そう~

http://www.youneedabudget.com/?gclid=CPXj55Wpja0CFQR5hwodQRUiag

我が家では、家計管理は私の仕事

支払いの小切手を書くのも、家計簿を記入するのも、全てエクセルでやっていたが、これだとどれだけ支出したかはわかっても、支出を抑える管理にはならないので、この新しいソフトに期待したい。

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ドバイ経由でタイに出張

2012-01-06 21:40:44 | アメリカ便り

 

今日からオットはエミレーツ航空でタイに出張。

なんとアラブ首長国連邦のドバイ経由。

ヒューストンからドバイまで14時間。それから飛行機を乗り換えて、タイまで6時間。

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ドバイは息子のあこがれの首都。

建設ラッシュでモダンな都市らしい。

砂漠しかないと思っていたが、こんな都市が隠れていたのか。一度、行ってみたい。

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二つの嬉しいニュース

2012-01-06 19:01:42 | 研究者生活

 

今朝、嬉しいことが二つ重なる。

修正した原稿が正式に採択されたというニュースが入る。修正した原稿を送ったのが、12月28日。10日以内で返事をもらったのでびっくり。これは、息子を題材に書いた自閉症論文。査読者の助言でFloortimeのStanley Greenspan、RDIのSteven Gutsteinのアプローチを織り込みながら校正し直したので、単なる「母親のストーリー」というよりは研究らしくまとまり、良かった。 

もう一つは、日本の原稿。これは研究所の依頼で書いているもので、新年第一回目の原稿として掲載していただいた。

研究者として挫折や周り道をしながらも、コツコツやってきたことが日の目を見るのは嬉しい。

そういう朝、釘をさす意味でOswald Chambers (オズワルド・チェンバーズ)のデボーション本、My Upmost for His Highest (いと高き方のもとに)の今日の箇所でこのような記述に目が留まる。

Whenever you get a blessing from God, give it back to Him as a love-gift. Take time to meditate before God and offer the blessing back to Him in a deliberate act of worship. If you hoard it for yourself, it will turn into spiritual dry rot, as the manna did when it was hoarded

祝福を得た時に、思いあがったり、自分の栄光とするのではなく、神からのものとして、神に返すという謙虚な態度の大切さを示唆したもの。

人生の成功も失敗も、それぞれにどう向き合い、対応するかにその人の人格や品性が現れるのだろう。今日の出来事を神に感謝し、また明日からも出来ることを頑張っていこう。

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オーデオブック、2011年のお勧め本

2012-01-04 10:19:50 | 映画・本・テレビなどを語る

 

昨年、やってよかったと思うのが、オーデオブック、Audibleのサービス。

その中でお勧めの作品は

  • How Starbucks Saved My Life (ブログで紹介)
  • House Rules (アスペルガの少年が殺人罪に問われるというフィクション。アスペルガの子どもを育てる母親の気持ちに共感し、思わずのめりこんでしまった本)
  • The Help (ブログで紹介)
  • 1Q84 (話の展開にぐんぐん吸い込まれる。ただ内容の繰り返しが多すぎて、ストーリーがなかなか進展しないのが残念。性的表現の多さも逆効果になっているのではというのが感想。"ballpoint pen" "pressing temple"などの同じ表現が何度も登場するのはオーディオブックとして聞いていると気になる。青豆と天吾のヘルシーで規則正しいライフスタイルを見習おうかなという気にさせられるところはいい(笑))
  • Battle Hymn of the Tiger Mother (ブログで紹介。アメリカの大学の教授らしい、講義のような文章表現が、分かりやすく私には参考になる。こういう風に授業を話せば、学生は興味を持ち、理解してくれるんだという風に読む。)

一応殆ど聞いたが、あまりぴんとこなかったのが

  • The Tipping Point(Malcome Gladwell)社会心理学の授業を聞いているようで、面白いところもあったけど。。

 途中まで聞いて、お休みしているオーディオテープ類 

  • Bonhoeffer (ヒトラーへの反逆罪で最後には殺されたドイツのルーテル系牧師、神学者。最初の生い立ちから、戦争突入の部分まで聞く。)
  • The Girl with the Dragon Tattoo (ベストセラー本。ナレーターのイギリス系のアクセントに慣れていないためか、少し聞きづらい。最初1時間で挫折してしまったが、レビューを読むとだんだん面白くなるそうなので、引き続き聞いてみることにしよう。
  • Unbroken (第二次世界大戦中に漂流されたアメリカのスポーツ選手が、どうにか生き延び、その後日本軍の捕虜収容施設でひどい扱いを受けた米国人が、その後本国に戻り、PTSDに苦しみながらも信仰に導かれるという話。アメリカではベストセラーの本。)

 

 

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自閉症者のジレンマ:興味の沸かないことも勉強しなければならないという現実

2012-01-04 09:31:13 | 自閉症アメリカ教育事情

 

子どもたちの新学期が始まったのが、1月2日。

今週末から、期末試験。日本の中高の子どもたちほども試験勉強はしないと思うが、体育の時間が自習にあてられるなど、緊張感が漂う。

息子は高校に入って、成績をキープするのに随分苦労している。宿題をこなすのに四苦八苦し、テストの成績で自信をなくし、見ていてかわいそうになる。どうしてなのだろうかと、親も試行錯誤してきたが、昨日息子の一言で考えさせられる。

「おかあさん、興味のわかないことどうやって勉強したらいいの?僕は好きなことだったら、ぐんぐん頭に入ってくるんだけど。。」

息子の苦労の一因として、自閉症者ゆえの特徴があることに気づかされる。

自閉症者の診断として、「こだわり」「限局された興味の範囲」が挙げられる。

全く興味のわかない「生物学」や、読んでもピンとこない文学作品などは、どうしても頭に入ってこないらしい。

教養を身につけるための基礎知識だから必要と納得はしていても、自分の脳の中で居場所を見つけられない情報なのかもしれない。

他の自閉症者は、どのように高等教育で勉強しているのだろうか。

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ヘルシーな新年の抱負

2012-01-03 18:18:43 | シンプルライフに惹かれて

 

体調もどうにか回復。

今年の抱負。 Huffpost Healthy Livingには、このような実現可能なアイディアが紹介されている。

1.階段を使う

2.携帯の電源を切るように心掛ける

3.なるべく外食よりも、家で食べる

4.時間ぎりぎりよりも、5分前までに余裕を持って

5.Cメールよりも、電話を使う

6.自分にとって居心地のいい環境から意図的に脱出し、冒険してみる

7.インターネットを夜10時には消し、読書をする

8.人と目線を合わせて話すようにする

9、クレジットカードを家において、外出する(本当に必要なものしか買わないようになる)

10、手書きの手紙を出す

11、噂話をやめる

12、朝食をきちんととる

http://www.huffingtonpost.com/2012/01/02/easy-new-years-resolution_n_1134835.html#s526464&title=Take_the_stairs

このリストの中には、もう心掛けていることもありますが、4とか7は、特に実現したいですね。

6も、自分の世界を広げる意味で、新しいことに挑戦してみたいと思います。

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病に伏す元旦

2012-01-02 19:32:34 | アメリカ便り

カリフォルニアから遊びにきた義父夫婦が、どうやら菌をお土産にもってきたらしい。

出発前から義父の奥さんの体調が悪いと聞いていたが、それが義父に感染。そして夫が次に感染。

最後は、娘と私。

下痢と吐き気で悩まされ、私は回復力がないのか、頭痛にも苦しみ、大変な年越しだった。

新年の抱負など、考える余裕もなく、新年を迎える。

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しかし、休む間もなく、今日から仕事始め。6日から始まる授業に間に合わせるために、しぶしぶ仕事をすることに。

仕事をしているうちに、どうにか体調も元に戻ってくる。

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日本にとっては、大災害の1年。これからどうなるか不安は続くが、国民の健康と福祉を優先にした政治が行われるようにと、遠くより心より願ってやまない。

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