キキ便り

アメリカ便り、教員・研究者生活、シンプルライフ、自閉症児子育てなど

年度末:担任の先生へのプレゼント

2008-06-11 01:51:24 | アメリカ小学校事情

毎年年度末になると、お世話になったコドモの先生たちに心ばかりのプレゼントとカードを送る慣習になっている。スクールバスを利用していた時には、バスの運転手さん。息子の場合には、特殊教育の先生やセラピストの先生にも贈ることがある。

コドモたちがまだ字がかけなかった時代には、絵をかかせたり、私が文書を書いたこともあったが、今では自分たちで言葉を見つけてそれぞれの思いをつづることができるのでひと安心。

これまでに送った手紙やカードは数はかりしれない。その中でも記憶に残っているのは、息子の障害児プレスクールの先生たちに書いた手紙を受け取った先生たちが、涙流しながら読んでくださったという出来事。英語力が足りなくても、誠意は伝わるものだということを実感したのはこの時。

送るプレゼントは、お菓子類や商品券などいろいろトライしてみたが、最近では映画館のギフトカードを送るようにしている。映画の嫌いな人は殆どいないし、アメリカといえども入場料は結構いい値段がするので、一番喜んでもらえるような気がする。

娘が今年の担任の先生に書いた手紙。(そのまま書き写し)

Through all the years of my life I couldn't possibly have a beter teacher. Even in tough courses you dragged me through and with out a dought you couldn't get better the you are a better teacher.

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Preteen時代に乾杯!!息子の場合

2008-06-11 01:12:32 | アメリカ小学校事情

今年の夏に12歳になる息子の変化。 中にはほほえましいものも。。。。

  • 初めての徹夜。この前、Slumber partyで一晩体育館でドッジボールとかしながら起きてたそう。さすがに疲れた様子で、翌日、家に帰ってバタンQ。
  • オシャレに敏感に。髪にジェルをつけて、スタイリングするように。デオドランドもこっそりつけている様子。おまけに歯を白くするクリームを買って欲しいとか。。。
  • キッズミールからの卒業。もうオトナミールじゃないと、もの足りない食欲。

 

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6月なのに雪

2008-06-11 01:00:53 | アメリカ便り

東海岸では猛暑が報道されている中、こちらでは雪が降った。

しかも、かなりの吹雪でまたたく間にベランダは真っ白に。庭に植えた野菜や花たち、さぞびっくりしているに違いない。

地球温暖化を学校で学んでくる子どもたちには、なんと不可解な今年の気候。

 

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ガソリン高騰で悲観的になるアメリカ人

2008-06-10 02:57:49 | シンプルライフに惹かれて

聞く話によると、イギリスではとうとうガソリンの値段が1ギャロン10ドルを超えたらしい。。

アメリカも平均価格が4ドル2セントとなり、この夏には5ドルに到達するのではと懸念されている。

インターネットで読者の声を読んでみると、

  • 高速では、クルーズコントロールで運転する。
  • 高速では、スピードを制限速度より落として運転する。
  • なるべく車にのらないようにする。
  • ボートやトラックなどのぜいたく品を避ける。
  • 自転車や公共交通機関を利用する。
  • 複数仕事をかけもちする。
  • Energy efficientの車に買い換える。

などの工夫策が紹介されているが、悲観的ムードが漂っている。

食費なども便乗して値上がりされているので(流通費などがかかるため)、生活の切り詰めに四苦八苦しているのは、皆同じらしい。

我が家の家計お助けメニューは

  • ジャガイモ(安い)を適当に切って、オイル、塩、ハーブでからめ、オーブン焼き。
  • キャッスロール(小切りのお肉やシーフード、野菜、ライスをいためたものをキャッスロール用のお皿にいれ、クリームマッシュルームスープ又はクリームチキンスープと牛乳を入れて、オーブン焼き)
  • ビーンズスープ(豆、野菜、トマト、シーズニング、コンソメ、お肉少々を入れて、ゆっくりと煮込む。

オットの母いわく、昔生活が苦しくでお肉が買えなかった時には、キャッスロールを作るようにしたそう。グラタンやドリア好みの日本人にも受けそう。

生活をスリムにすることで、暮らしの知恵もついたらいいんだけど。。

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家族の誕生日はしっかり頭にいれておこう!

2008-06-09 15:18:34 | アメリカ便り

土曜日は、オットの47回目の誕生日。思わず忘れそうになりかかった。

金曜日、娘が「ねえ、Dad、今年何歳になるの?」という言葉を聞いて、はっとカレンダーを見て気づいた私。

3年前にも一度、すごく忙しい夏の月、すっかりオットの誕生日を忘れてしまい、ひんしゅくだったのを覚えている。この時は、サマークラスの授業を受講し(週4日)、かつ授業(週3日)を教えていたので、毎日激務だったから、理解してもらえたけど。。。

今回もたいしたことはできなかったけど、手作りケーキだけはまあまあだったかな?

雑誌で見つけたベリーのタルトのレシピ。アーモンドの粉を入れたタルトを焼き、チョコレートをコーティングして、チーズのクリーム(生クリーム、クリームチーズ、粉砂糖)をのせ、トッピングにベリーを飾るといった具合。

しかし、1日オットのゲンキがなかったのは、お義父さんやお義母さんからも電話がかからなかったこと。そして、職場の人たちもカラリと忘れてしまったそうで。妻の私でさえ忘れそうになったんだから、無理もないのかもしれないけど。

そういう中、夜遅く、親しくしている叔母さんから電話をもらって、すっかり別人のように元気になった。この叔母さんは、オットの両親が離婚で大変な時に、コドモたちをしっかり面倒見て世話してくれたそうで、母親のように慕っている人。

大切に思っている人からの電話が一番のバースディ・プレゼント。

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助成金獲得を夢みて

2008-06-07 09:12:43 | 博士課程で学んで

今日は、大学のOffice of Research のFaculty Advisorのところに面談に行ってくる。

前の大学の指導教官に、将来のことを相談すると、NIH(National Institutes of Health、国立衛生研究所)のポスドクをあたってみたら、とのこと。NIHときくとびびってしまうが、院出たての若手研究者を育てるためのグラント(助成金)があるかもしれないとのこと。今回NIHのサイトで見つけたのはMentoured Research Scientist Development Award。

私の場合、ポスドクのためにあちこちアメリカの大学を受けまくるわけにはいかない。オットの仕事、家族の生活を優先して上でのキャリアづくりなので、選択も限られてくる。とはいっても、自分の興味関心のある研究をしながら、お金がもらえる生活は魅力的。

COS (cos.com)に登録したので、共同研究者になってくれる人、指導してくれる人を見つけられるかもしれない。そして、毎週月曜日には、私の選択した条件に沿って、グラントのリストがメールで送られてくるそう。。。なにか、わくわくしてしまう。

気分的には、一歩前進。 

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博士号取得後の生活ーまずは論文投稿

2008-06-07 02:21:54 | 博士課程で学んで

コドモの夏休みが始まるまで、1週間の秒読みとなった。。。

卒業後、のほほん。。。と時間が過ぎていったが、のんびりムードの仕事もそれなりに実って、昨日投稿論文の下書きを書き上げた。そして、アドバイザーに下書きを添付でメールする。

これからしばらく、アドバイザーとの間のメールのやりとりが続く。Revision markでお互い修正しながら進めていけるため、時間のロスが少ない。便利な時代。

今回のような質的な研究(Qualitative research)は、採択される割合が低いらしい。しかし、そういう人たちのために、どのように質的研究を論文にしていったらいいかというテクニックをまとめた論文も発表されている。

いい結果を生み出せたらいいんだけど。。。

 

 

 

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私って鼻ぺちゃ?と悩む娘

2008-06-06 03:03:26 | アメリカ小学校事情

Biracialの娘。最近、私の顔太っているからいやだ、と外観を気にするようになった。今朝は、もっと鼻高になりたい、と鼻をつまんでみせる。

親のひいき目から見ればパーフェクトの顔だが、本人の尺度からはそうは見えないらしい。そして、ママの小さい頃の写真見せて、とつっこんでくる。私の子どもの頃の顔が自分とそっくりかどうか気になるらしい。

私も娘の年代の頃、高い鼻にあこがれて、洗濯バサミで毎晩鼻をつまんで寝ようと子ども心に考えた。あまりにも痛くって続かなかったけど、そういう年頃なのかもしれない。

随分前のタイム誌のアジア版に、Biracialが今、格好いいと特集が組まれていたが、白人が大多数の学校に通う9歳の娘には、当分理解できないのかもしれない。

娘の小さなアイデンテティクライシス。一過性の風邪みたいなもの。そっとしておこう。

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学校主催のSlumber Party

2008-06-06 00:52:47 | アメリカ小学校事情

今まで何回かお泊りパーティに招待されたことがあるわがコドモたちだが、今回は、学校の先生が主催するパーティ。息子の隣のクラスの担任の先生が、自分たちのクラスのコドモたちを誘う毎年恒例の行事とか。この先生の算数クラスに入れてもらっている息子にも招待状が届く。内容は

  • 夕方4時に学校に集まって、皆でピザを食べる(先生のおごり)
  • 隣町のスケート場に出かける
  • 夜10時半に学校に戻って、ゲームや映画を見たりして夜通し?楽しく過ごす。
  • 朝、マクドナルドで朝食。自分で好きなものを注文する。

寝袋を各自持参して、学校の教室で寝るそう。皆で見る映画は、クラス委員たちの投票できめるらしい。

マクドナルドで朝食を食べるのも、なかなかニクイ心づかい。自分で注文し、好きなものを食べるのは子どもたちにとって幸せの瞬間。

小学校生活最後の思い出にという先生の計らいらしい。この学区は小学5年生の春に、4泊5日キャンプがあったり、行事がかなりダイナミック。保護者とのしっかりした連携があるからこそ計画可能と考える。

楽しい思い出いっぱいの、最後の小学校生活を経験できた息子は幸せだ。

 

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人生を振り返る時

2008-06-05 05:20:35 | アメリカ便り

落ち込みそうになった時、自分の人生を振り返って慰められるいくつかの不思議な出来事がある。

まず最初の出来事は、20代始めの頃。アメリカにプチ留学していた私は、いろいろな導きがあって教会に通い始めた。英語で聖書を読んでもぴんとこなかった私に、母は三浦綾子さんの新約と旧約聖書入門の本を送ってくれた。本を読んで、謎が解けたように感動の連続だった私は、三浦綾子さんに思い切ってお礼の手紙を出した。病状に付しておられたのにもかかわらず、三浦綾子さんは返事を下さって、しばらくの間手紙を交換させていただいた。

さらに、その当時、通っていた教会の日本語堪能なアメリカ人女性の人にこのことを話すと、彼女は三浦綾子さんに著書「海嶺」の英語訳を頼まれていたと語る。引越しが重なって、連絡が途絶えてしまったとのこと。このことを三浦綾子さんに伝えると本当に喜んでくださった。留学生の私を通して、二人の間の連絡が再び開通したとは不思議なこと。

これを偶然の出会いと考える人もいるかもしれないが、本当にそうなのだろうか。この広い世界の中で、人と人が短い生涯の中でタイミングよく出会うのはどれくらいの確立で起こるかと思うと、人知を超える働きを感じざるを得ない。

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イチゴのミルフィーユをめぐる冒険

2008-06-05 04:46:38 | アメリカ便り

日本のミルフィーユが、ときどき無性に食べたくなる私。

今の季節、イチゴがダントツに美味しい。近所のスーパーで大量に買ってくる。

日本のデザートにあまりなじみのないわがコドモたちに、イチゴのミルフィーユを食べさせてあげたいと考える。

パイ生地はつくるのが面ドクさいので、中東デザートでよく使われるfiloをスーパーで見つけ、買ってくる。

薄っぺらいfiloを10枚重ねにし、オーブンで焼き、冷めた後にはクリームとイチゴのスライスを交互にのせてできあがり。

本物を食べたことのないコドモたちには大うけ。オットと私は首をかしげながら食べる。やっぱり、おかしい。しかし、娘からは「私の誕生日にもう一度作ってね」というお褒めの言葉が。。。。。それまでに本物の作り方をマスターしておこう。

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小さな創作家 ー研ぎ澄まされた感性

2008-06-04 08:04:43 | アメリカ小学校事情

そしてもう一つ書いたのも、ネイチャーをテーマにした作品。

The bird flew of the tree in the air. It went to the ground and landed with a thud. Then it went digging for worms. Finally it found one. It was long and brown a light shade purples. It may sound disgusting to you but to the bird it was delicious. After it was done it trotted of to find a juicy morsel for dissert.

私の知らない単語もでてきて、どこで覚えたのかと思ってしまう。

自然に対する畏敬と素直に受け止める感性、いつまでも持ち合わせて欲しいと願う。

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小さな創作家

2008-06-04 07:52:10 | アメリカ小学校事情

小学3年生の娘のクラスでは、毎週火曜日にはwritingの宿題がある。

今回娘が書いたのは

The cat jumped of the tree to catch something. It was a toy mouse. His paw got the mouse. Using its sharp teeth he ripped the mouse in half. Not good! The fuss woke up the neighbors dog. The cat got scared. It had learned a lesson.

コドモの発想や表現力ってなんて自由なんだろうと思ってしまう。娘の表現力には、時々キラキラ光るものがあるらしくて、担任の先生は来年のクラスの子どもたちへの見本にとってくださっているらしい。

黒ネコのキキを我が家に迎えてから、娘の作品はネコが中心。そしてどの絵にも、黒いネコがちょこんと描かれている。

そういうわが娘をいとしく思ってしまう。

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図書館でおもしろい本を見つける

2008-06-04 02:01:10 | 映画・本・テレビなどを語る

最近になって、時間に余裕がでてきたので、コドモを連れて図書館に通う日が増えてきた。今回見つけたのは

  • The brownbag lunch cookbook:Great choices for healthy lunches in Today's fast-paced work environment (アメリカ版お弁当の作り方の本。スープやサラダ、マフィン、グラノラバー、ディップの作り方から前日の残り物を利用したお弁当の作り方まで多彩な内容。さっそく、紹介されていたTahiniとバナナスライスとハチミツのサンドイッチを作ってみる)

 

  • Are you smarter than you think?(どの分野のIntelligenceに秀でているかをテストする本。さっそく家族でやってみる。dreamで幾つの単語が作れるかなど - am, dear, mad,....)

 

  • How to stop worrying and start living. (Dale Carnegieの別の本を今オーディオテープで聞いているので、この本も試しに読んでみることに。)

 

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ある日の午前中ー在宅で仕事は可能?

2008-06-03 03:55:56 | アメリカ便り

月曜日の朝、かなり睡眠モードの頭。コーヒー漬けした私には、ショッキングな出来事でもない限り、頭は目覚めない。

しかし、子どもを学校に送り出さなければならないので、(1)朝食をつくり、(2)お弁当をつくる。お弁当は超簡単で、サンドイッチとチップスを袋にそれぞれ詰め、イチゴを小さく入れて小さな容器に。サンドイッチは定番で、息子はチーズとターキーのオーブントースター焼きのサンドイッチ(チーズが柔らかくとける)、娘はツナのマヨ和えに、チーズとレタスを加えたもの。ツナの缶を開けるのがメンドクサイ私。

子どもが学校に出かけた後は、しばらくインターネット。メールやブログをのんびりチェックした後、Eメールを出す。出したのは、

  • 息子の担任の先生
  • 大学のOffice of researchのスタッフ
  • 同僚
  • 友人
  • 出版社(来学期使う予定のテキストの見計らい)

それから、朝食。自分の食べ物にはついズボラになってしまうが、年齢を考えて、レーズンブランのシリアル。そして午前のおやつには、オットの手作りのオートミルベリーパンケーキの残り。

ブログに記事を書く。書く作業は、頭の体操になって、目覚め効果。そして、何かをやったという自己効能感みたいなものをつい感じてしまう。自分のために、ブログを書いているようなもの。

洗濯機と乾燥機をそれぞれ3回、まわす。洗濯はやってもやっても溜まってくるもの。乾燥機から取り出した服をハンガーにかけたり、タオルをたたむのもかなりの時間。

そしてようやく、仕事に。時計はそろそろ、お昼時間。やっぱりロスの多い、私の時間管理。在宅仕事はうまくやらないと難しい。けれども、マイペースで進める気楽さが嬉しいんだけど。

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