3ヶ月もあるアメリカの子どもたちの夏休み。
そう思うと、何もしないまま過ごすと学んだことを全て忘れてしまいそう・・・・
ということで、100円ショップで算数のドリル問題を買う。1日2ページドリルをし、20分読書することが、里帰り中の日課。コドモたちは、なんで日本にきてまで、勉強しなきゃいけないの?と文句の毎日。。。
5年生を終えたばかりの息子には、5年生の問題集。3年生を終えたばかりの娘には、3年生の問題集を買ってみる。
5年生の息子は、問題が難しすぎると悲鳴をあげる。こういうカルチャーショックがあるから、里帰りはおもしろい。やはり、日本とアメリカの数学教育のレベルの差は、今でも存在するらしい。
よく聞くのは、アメリカ大学院受験のためのGREの問題は、日本、中国、韓国の学生にとっては、中学生でも答えることができることから、アジアの子どもたちの数学のスタンダードがアメリカに比べてかなり高いというはなし。
また、日本のような「じゅういち」という数の読み方がアメリカのような「イレブン」という読み方に対して、数を理解しやすい言語になっていることなども影響しているらしい、と説明した論文を読んだこともある。
アメリカでも、大都市などではKUMONがはやり、教育熱心な親たちの関心を集めている。それから、育児雑誌などを読むと、家庭教師をつけることも最近ではブームなっているそうだ。大学などで奨学金をもらえる優秀な成績を高校でおさめるための投資、という見方。奨学金が日常化しているアメリカならこそ、その必要性も納得できる。
うちのコドモたちも、大学での奨学金とまでいかなくても、せめて日本人の血を引いた者として、ある程度の能力を発揮して欲しい、という親の欲目。。。 100円ショップでお土産に、またドリルを買おうかな?
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