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キャンプ

2006-09-08 12:53:56 | アメリカ便り
夫に言わせると、アメリカではLabor Day、Independence Day、Memorial Dayはキャンプに出かけるらしい。アウトドアのメッカで生まれ育った夫は、今でもキャンプ、ハイキング、釣りなどには目がない。夫が子どもの頃は、スリーピングバックを背負って、山道で星を見ながら宿営したようだが、そこまでの勇気と決意は私にはとてもない。妥協で、Pop-up Trailerといって、車の後ろに牽引していけるトレーラを数年前に中古で購入した。折りたたむと、ガレージに収納できるコンパクトなサイズ。テントを引っ張り出すと、2つのベットと台所、ダイニングテーブルと椅子つきが出てくる。ダイニングテーブルと椅子は、ベットにもなるという便利さ。私たちの中古トレーラは25万円(新品はもっと高い)と日本では信じられない値段で、アメリカでは大人気。

今回のLabor Dayには、友人家族と同伴で3泊4日でキャンプに出かけた。4台の自転車を車のラックとトランクに分けて積んで、トレーラーを後ろに引いてとなかなかの大移動。キャンプ場は比較的のどかで、子どもたちは広いキャンプ場で自転車を乗りまくったり、フリスビーやカードゲームをしたり、親子連れの鹿をウォッチングしたり、久しぶりに子どもらしい時間をすごす。平和なキャンプ場で場違いだったのは、音量アップでカラオケをしていた東南アジア系の家族の人たち。キャンプ場でカラオケとは、皆びっくり仰天だったが、本人たちは構わず夜遅くまで歌い続けていたことに、文化の違いを実感する。

楽しいキャンプが終わった後は、山のようなランドリー。泥だらけになった子どもたちの服やズック、シーツや毛布を含めて、洗濯機をフル回転。準備と片付けの大変なキャンプだが、キャンプ場の朝のすがすがしい新鮮な空気とキャンプファイヤーの薪の燃える香りには代えられない。
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