昇段。

　今日、将棋クラブに行ったら三段のところに名札がかかっていた。年末年始の活躍が評価していただけたようだ。

　健太は本当に嬉しそうだった。

　四段になれば、大人の大会でもいいところまでいけるだろう。

　健太は今年は大人の大会でも上位を狙うつもりだ。

お年賀。

　今日も昼から将棋クラブに行ってきた。私たちが着いてほどなくして、昨年の夏から来ている５年生のＹ君も入ってきた。Ｙ君は大晦日も来ていたし、３日にも来ていた。そして昨日はこども教室にも来ていた。偉いのは一人で自主的に電車で来ているところだ。年齢の違いはあるだろうが、健太なら一人で行くなら面倒くさいと言って行かないだろう。Ｙ君は私の周りにいる小学生の中で、今一番強くなりたいという気持ちがある子に思える。

　クラブは年末年始無休で営業していたのだが、健太もＹ君も３日が指し初めだったようだ。クラブに入ってきたＹ君は、席主の先生にちゃんと新年のあいさつをし、「みなさんで食べて下さい」　と、お年賀を持ってきた。
　勿論親に持たされたのだろうが、そういうことに気をつかってくれているということは、親が子供のヤル気を支えている証拠だと思った。親の協力・理解のある子は、強くなるのが速いはずである。　健太もＹ君に負けないように、高いレベルで競い合っていって欲しい。


　いつもお世話になりながら、手ぶらで来ていた私は反省しきりであった。