月下樹のおと

樹月けい、オタク母のブログ。アニメ・漫画。お絵かき展示等。義母の介護終わり、義父のご飯お手伝い中。

真夜中の自販機

2010-04-16 15:23:41 | 日記等 未分類
一時間ちょっと
泣き続けたので
赤ちゃんを寝かしつけるために
昨夜も出かけた


真夜中のドライブ。



夜道を車で走っていると

目に付くもの。



自販機。




ドライブのお供には
やはり

缶コーヒーでしょう!




たくさん並んだ
自販機コーナーは
ちょっとうれしい。


何にしようか迷う
楽しみもあるから。


そんな
飲み物目当てに
立ち寄る自販機。



だけど途中から


自販機そのものに
親しみを感じるように。。。



この暗い中 ぽつんと
休むことなく立ち続けているなんて、


お疲れ様です。



コンビニにのように
わずかな人の気配もない。



そんな
静かなたたずまいに

何ともいえず
引き寄せられる。


今夜はどこへ行こうか
思いつかない


あてどないドライブに


いつの間にか
自販機を探す楽しみができた。



…………


昼間はちっとも気にかけないものでも、

暗くなると
全然見え方が違うものって
ありますよね。


そのひとつが、自販機。


まわりが寝静まった夜道で
独特の精彩を放っています。

それは
24時間365日
不平も言わず
同じ場所で同じように
そこに居続けています。


頑張っている風でもなく
寂しそうでもなく
来る人を向かえて
去る人を見送る

まるで達観したように
静かにたたずんでいるように
見えることがあります。



ただの機械だから
達観もクソもないのだけど

そんな風に見えるのは
自分の気持ちの何かが
映し出されているのかも
しれません。


まるで

砂漠のオアシス

荒野のドライブイン

銀河鉄道の停車駅。



何もない外界の中
唯一、相通うものがあるようにも思えます。




すっぴんで
ほとんど寝間着のような
格好で出かけるからか

誰にも会わず
誰とも話したくない時があります。


たとえコンビニでも。


コンビニやファミレスのような
人がいるところの方が
なぜか違う世界に見えて

遠くから眺めているだけでいい、
みたいな。



だから、自販機。


言葉を使わずに
やりとりできる世界が

その時の気分に
合っているのかもしれません。



そういう意味で

引かれるのは


電話ボックス。



実際話すわけではないけど

あそこにある電話は

別な何かと
つながっているんじゃないかと
妄想してしまう。(笑)



ドライブしていると

そんな

何かこう

異彩を放つものはないかと

探してしまいます。
コメント (2)
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