冬桃ブログ

日常雑記です。

CT写真を抱えて猛ダッシュ

2017年09月26日 | 雑記
 8月、9月は病院通い、仕事、イベントと
きついスケジュールだった。
 人前ではにこにこ、一人になると溜息の日々。
 まだ継続中ではあるが、先だっての日曜日、
義妹にピックアップしてもらい、
母の初盆だったというのに、いまごろようやく墓参り。



「血圧は高いし、左腕の不気味な痛みは
内科、外科、整体と通っても治らないし……」
 と、道々、泣き言を言うと、
「その左腕の痛み、心配です。ヒロシの時とそっくり」
 顔を曇らせて義妹が言うではないか。

 ヒロシというのは昨年、亡くなった私の弟。
 左腕が痛くて、整形外科や整体に通ったのに
まったく良くならず、二ヶ月くらいたった後、
病院でCTを撮り、肺ガンが判明したのだという。

 翌日、ポーラのクリニックに駆け込んだ。
 死ぬのはかまわない。この歳まで生きたのだから。
 けど、死に至るまでの苦しみが怖い。

 降圧剤を服みはじめたというのに、血圧は逆に上がっている。
 肩こり、首の痛みはごく若い頃からお馴染みなのに、
この腕の痛みは未体験のものだ。
 整体で電気治療までしたのに、いっこう、改善されないし。

 「血圧を二週間測ってから来るようにと言われましたが
どうにもたまらず来ちゃいました。先生の携帯に
ショートメールを入れましたよね、明日、行きますって。
 見たとか、わかったとか、ひとことくらい返事をくれても……」
「来てないよ、ショートメールなんて」
「入れましたよ。前にも二、三度送ってます。
やっぱり返事はなかったけど」
「来てないよ、ほんとだから! 証拠見せるよ!」
 ほら、ほら、ほら! と声を荒げ、携帯を突きつけるドクターY。
 なぜか届いていなかったようだ。

 あ~あ、医者をキレさせちゃった。
 でも、こっちだってストレスで心折れまくりなんだから。

 とりあえず、気を落ち着かせ、
「痛みの原因がわからないから、心臓か、
それともガンかと不安になるんです」
「じゃあ、CTやってみる?」

 というわけで、クリニックに近い総合病院で
その日のうちにCTを撮ってもらえることになった。
 写真が出来上がり、会計を済ませると、
クリニックの受付が終わる数分前。
 なにがなんでも、今日のうちにこの写真を
ドクターYに見てもらわねば!

 抱えきれないほど大きくて重い写真の袋を持ち、
古希にして体調不良の私が猛ダッシュ。
 滑り込みセーフで間に合った。

 受付に写真を渡し、汗を拭きながら待つことしばし。
 いや、私には長い時間に思えたが、やっと診察室に呼ばれた。

「これがねえ」
 ドクターYが、おもむろに写真の肺を指差す。
 黒い点が数個あるという。
「結核をやった痕跡」
「え? いつですか? 冬は毎年、一ヶ月くらい寝込むけど」
「いや、子供の頃。自然治癒したんだろうね、よくあるんだよ」

 あの過酷な子供時代にそんなことがあったとは!
 なんだかんだ言いながら、運が強かったのかも。

「それからこっち。ホニャララが一部、石化してる」
 ホニャララがなんだったか忘れた。
 それはよくある老化現象で、肺における問題点はその二つ。
 まあ、心配するほどのことではない、ということだったので。

 ただし、CTは専門家でないと正確には読み取れないそうだ。
 「首に関しては、写真を見ても僕にはわからない。
専門家の報告を待たないと」
 一週間くらいでクリニックに報告書が来るという。

 しかし、とりあえず肺は大丈夫らしいと知って
血圧がとたんに下がった。(とはいえ正常値より高いが)
 さて、骨のCT写真がなにを語るか。
 スリリングな日々はまだ終わらない。

 

 



 
 
 


 
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