冬桃ブログ

NHKが根岸外国人墓地の案内板を放映。

 NHK、朝7時放送の「おはよう日本」
というニュース番組があります。
 その中の「けさのクローズアップ」
という特集コーナーで、根岸外国人墓地の
「消された案内板」が取り上げられました。
 短い時間内で、とてもよくまとめられ、
「歴史を消さない」というテーマが
ちゃんと伝えられていたと思います。
 都合の悪いことは平然と消されてしまう昨今、
こういうことをNHKが取り上げてくれたことに
ほっとしました。



 案内板は山手ライオンズクラブが、この墓地に
ひそかに埋葬されたという混血嬰児たちのために
寄贈したもの。
 後にライオンズクラブは慰霊碑も寄贈した。





 教育者として活躍なさった郷土史家の田村泰治さんは
墓地の上にある仲尾台中学の社会科教師だった頃、
生徒達と一緒に、生い茂った藪をかき分けて、
墓標の研究・発表をされた。



 「このあたりに小さな、木造の白い十字架が
びっしりとあったのです」
 (それは市によって、すべて処分されてしまった)



 戦後、たくさんの混血孤児達を受け入れた山手の聖母愛児園。
 現・事務局長の工藤則光さん。



 聖母愛児園に残る当時の資料。



 横浜市の見解。

コメント一覧

yokohamaneko
春さん
 コメントをありがとうございました。
 工藤さんのおかげで、横浜の戦後混血児問題は
ずいぶん進展しました。私のみならず、学芸員、記者など
みんなお世話になっております。
 彼自身がそういう背景をお持ちだとは知りませんでした。
 弱者の歴史を消してしまってはいけない、という
強い思いがおありなのでしょう。
 私自身も孤児同然に育ちましたので思いは同じです。
 これからもどうかよろしくお願いいたします。
春さん
工藤事務局長の従兄弟です。彼は長年に渡り、そうした子どもたちや、知的にハンディを持つ大人の人たちの支援を続け、今なお現場で携わっております。私も就労移行支援事業所の支援員ですが、神戸市の社会福祉法人で、ともに知的障がい者の支援をしてました。彼自身も孤児だったので、人一倍苦労を重ねております。また、応援の方、宜しくお願いいたします。
yokohamaneko
kudoさん
 ありがとうございます。山内さんからは事前に放映の
お知らせをいただきました。
 私はこの案内板にまったく関与していなかったので
インタビューは受けませんでしたが、拙著はよく
読んでくださったようです。
 録画もしました。サイトも友人が見つけてくれて
アドレスをとってあるのですが、おっしゃるとおり、
いずれ消えてしまうのですね。あわてて内容を
コピーしておきました。
 こうして少しずつでも、歴史をきちんと残していこう、
という動きが広まっていくのは、とても嬉しいことです。
 どうか今後ともよろしくお願いいたします。
kudo
NHKの公式サイトで、英文の文言が記載されています。個人的に録画をしていない限り記憶から消えてしまいますが、このように、ダイジェストとしてまとめてあると分かりやすいですね。
その最後に、「取材:山内拓磨(NHK横浜)」とあり、この山内さんの真摯な姿勢と情熱により、この企画が採用されたのでしょう。とても、好感が持てる方でした。

戦争の“負の歴史” 後世にどう残す|けさのクローズアップ|NHKニュース おはよう日本
https://www.nhk.or.jp/ohayou/digest/2019/12/1213.html

もし、まだチェックされていなければ、ぜひ、チェックしてください。
なお、掲載は、1年間だけなので、その後は「この記事の公開は終了しました」となります。
yokohamaneko
kudoさん、
コメントをありがとうございます。
戦後の混乱期は謎だらけですね。
混血児の行方に関しては、横浜だけではなく
米軍基地のあったところすべてに、同じ謎が
潜んでいるのだと私は思っています。
混血孤児を受け入れた施設も、各地に、
小さな規模でいろいろと存在したかもしれませんね。
消えた施設、消えた台帳も多いのではないでしょうか。
聖母愛児園の記録は、そういう意味でも非常に
大切なものだと思うのです。
kudo
 台帳の中に、生年月日が昭和21年6月4日の混血児童で同年6月16日に収容され同年8月26日に亡くなった記録があります。この生年月日は、天皇陛下の玉音放送(昭和20年8月15日)前後の妊娠となり、戦争終結は、昭和20年9月2日の降伏調印式の日となりますので、いわゆる、戦時下による妊娠となりますね。
 さらに、連合国軍占領下から解放された後も、混血児がおり昭和35年(1960)までいました。米国への養子縁組もこの年で終結しているようです。
 台帳の記録上は、確かに赤文字十字マークがありますが、聖母愛児園沿革に記載している死亡児童数には至りません。従いまして、記録されていない死亡児童がどこに葬られたかを追跡することは不可能です。
 状況的には、根岸外国人墓地は、山手町にある聖母愛児園から近く、当時の運営法人は、カトリック系で米国との関係も深く、養子縁組に関して米軍の協力もあったことから、死亡児童を米軍が引き取ったであろうとの見方も出来ます。
 GHQの情報統制が関わっていた時代背景もあり、殆どの記録が歴史上から抹消されている可能性も否定できないため、追跡・確認する手段はないのでしょうね。
yokohamaneko
酔華さん
 横浜放送局ですね。
 私はこの「案内板」ができたころ、
根岸外国人墓地の存在すら知りませんでした。
 山手ライオンズクラブの寄贈ですが、
突如、行政が問題視したのは慰霊碑建立からです。
 文字が読めない案内板をどうするか、ライオンズクラブと
行政で話し合いが行われているようですが、
さて、どうなるのでしょうねえ。
酔華
NHKがこれを取り上げたんですか!
横浜放送局の人たちがやったのでしょうか。
政治部はどうしようもないけど…

それにしても、あの金属製の案内板に書かれている文字が、
風化して判読不能になっているのは残念ですね。
名前:
コメント:

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

※ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

最新の画像もっと見る

最近の「雑記」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事