今日、日本取引所グループ(JPX)は、傘下の東京証券取引所の株式
取引システムで障害が発生したと発表。野村証券やSMBC日興証券等
の証券会社が注文受け付けを一時停止するなど、一部の取引ができなく
なった。
大量のデータを受信したサーバーに不具合が発生したことが原因という。
JPXの横山隆介・最高情報責任者(CIO)は記者会見で「投資家に
多大な迷惑をかけたことをおわびする」と陳謝した。
多大な迷惑をかけたことをおわびする」と陳謝した。
9日午前7時半頃、東証と証券会社をつなぐ4系統のサーバーの一つで、
発注ができなくなった。関係者によると、メリルリンチ日本証券が通信
状況を確認するために毎朝送るデータを、この日は数秒間のうちに通常
の1000倍以上の量で東証のシステムに送ったことが要因だった。
今朝の注文受付ができなくなった事により、ユーザーに影響が出た事は
確かでしょう。東証ではかつて、システム障害が相次ぎ、対策を打った
はずで、想定外のトラブルでは済まされません。
さて、日経平均は大幅続落し314円安の23469円の大引けでした。
(出来高 概算15.7憶株の商いでした。)
今朝方のNY市場は、軟調。また連休明けの上海市場が、大幅下落となり
その流れから日経平均は売り優勢でスタートした。為替の円高傾向にAM
東証システム障害と、複数の要因が重なり、大幅下落して終了した。
日経平均は、大幅に続落。ローソク足は陰線となり、節目22500円を
割った事で、下値模索も視野に入った格好。ボリンジャーバンド25日線
~ー1σレンジ突入ですが、ここからの下げは、限定的と捉えたい。
逆に、押し目の好日だったと思いたい。
注目のNY市場、米・中貿易摩擦が燻ぶり、もみあいスタート。底堅く終了
できるか、注目です。
明日の日経平均、自律反発して良い水準です。先物は、どう動くでしょうか。
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