霞が関の官庁街で、「最強の官庁」と呼ばれる財務省で発覚した公文書の
改ざん。公文書管理の根幹を揺るがし、公務員への信頼失墜を招く事態に
省内では衝撃が走った。2018年度は、新たな財政健全化目標の策定や
消費税増税判断など、財務省が関連する重要課題が目白押し。改ざん問題
による省内の動揺が長引けば、今後の政策に影響が出る恐れもある。
「文書の改ざんなんて、絶対にやってはいけないこと。なぜ……」。ある財務
省の職員は、公文書の改ざんが事実だったことに、憤りを露わにした。
公文書管理は「入省時に習う『イロハのイ』」(中堅幹部)といい、事実関係の
訂正や誤字脱字の訂正などを除けば、いったん決裁した文書を書き換える
ことはない。経済官庁のある職員は「刑事罰に抵触しかねない文書改ざんを
やるなんて信じられない」と話した。
19/10月消費税増税を実施する最終判断も、今回の問題で内閣支持率が
低下すると、財務省が訴えても国民の痛みを伴う増税が先送りになるかも。
改ざんに至った経緯と然るベく責任を明確にする必要ありで、今後の展開
注目です。
さて、日経平均は、3日続伸して354円高の21824円の大引けでした。
(出来高 概算12.5億株の商いでした。)
週末NY市場、2月の米雇用統計が好調を維持したことからダウ440ドル高
となり、日経平均は追い風を受け、続伸してスタート。一時500円超上昇の
場面もあったが、戻り待ちの売りに押されるも、大引け21800円台で終了。
日経平均は3日続伸。25日線を突破して、ボリンジャーバンドは25日線~
+1σへ移行し、リバウンド継続から22000円台が射程に入った格好です。
注目NY市場、インフレ懸念の緩和を背景に買い先行スタート。その後は利益
確定の売りも入り、やや売り商状です。ただ、底堅い終了を想定したい。
明日の日経平均、為替がドル/円107円接近なら4日続伸もありそうですが。
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