2023年5月2日
千葉 大網白里のリサイクル店強盗事件で逮捕の自衛官 起訴
一連の広域強盗事件のうち千葉県大網白里市のリサイクルショップが襲われた事件で実行役として逮捕された23歳の自衛官が2日、強盗傷害などの罪で起訴されました。
起訴されたのは三重県内の部隊に所属する陸上自衛官、中桐海知被告(23)です。
検察によりますと、先月12日、千葉県大網白里市のリサイクルショップに3人で押し入り、経営者の男性を殴るなどしてけがをさせたうえ、何も取らずに立ち去ったとして強盗傷害や建造物侵入の罪に問われています。
中桐被告は運転手役で、当日は共犯の2人をレンタカーに乗せて現場に乗り付けていたということです。
これまでの捜査で被告の携帯電話には先月19日に強盗殺人事件が起きた東京・狛江市の住宅の情報が残されていたことがわかっていて、警察当局は一連の広域強盗事件として実態の解明を進めています。
検察庁は捜査に支障があるとして認否を明らかにしていません。
陸上自衛隊によりますと、中桐被告は去年11月25日から行方がわからなくなっていたということで、起訴されたことについて「承知しているが、コメントする状況にない」としています。
NHK