2015年11月22日
群馬の山中にヘリ墜落、2人意識不明の重体
22日昼前、群馬県安中市の山中にヘリコプターが墜落した。
ヘリコプターに乗っていた2人が意識不明の重体だという。
警察や消防によると、22日午前11時前、安中市の上信越自動車道を車で走行中の人から「赤色のヘリコプターのようなものが山に落ちた」と複数の通報があった。
墜落したのは千葉県の民間のヘリコプター会社の小型のヘリコプターで、午前中に流山市を飛び立った後、東京ヘリポートで給油して午前10時前に長野県小諸市へ向かって出発したという。
その後、午前11時前に、安中市松井田町原の上信越自動車道そばの山中に墜落したという。
消防によると、ヘリコプターに乗っていた2人が意識不明の重体だという。
この事故の救助活動のため、22日午後1時現在、上信越自動車道上りの佐久インターチェンジから松井田妙義インターチェンジの間が、通行止めになっている。
日本テレビ
安中市ヘリ墜落 運輸安全委が現地調査
22日、群馬県安中市でヘリコプターが墜落し、2人が死亡した事故で、国の運輸安全委員会は23日から現地に調査官を派遣して事故原因の調査を始めた。
安中市のヘリ墜落現場では、23日午前11時頃から2人の調査官が入り、事故原因の調査を始めた。この事故は22日午前、長野県小諸市に向かっていた2人乗りの小型ヘリが安中市の上信越自動車道脇の斜面に墜落したもの。
この事故で、ヘリに乗っていた東京板橋区の会社員・平岩和彦さん(54)と自営業・高田博樹さん(57)が死亡した。
ヘリ所有会社社長「(平岩さんらは出発前に)長野県の友人に連絡をして、天候がいいかどうか確認していた。
出発当時は稜線(りょうせん)も見えているし、向こう側(長野県)も晴れ間があるということで、『行けそうだね』ということでいっていました」
当時、現場近くでは濃い霧が発生していたという情報もあるということで、警察も23日午前中から現場検証を行っている。
日本テレビ