2015年7月8日
【7月8日 AFP】米サウスカロライナ(South Carolina)州で7日、F16戦闘機と小型飛行機が空中衝突し、小型機に乗っていた2人が死亡、周辺の広い地域に残骸が落下した。
米連邦航空局(FAA)によると、衝突は同日の正午近くに、同州チャールストンの北方約20キロの地点で発生した。
米運輸安全委員会(NTSB)報道官がAFPに語ったところによると、2人乗り単発小型機に搭乗していた人は2人とも死亡した。
現在のところ身元は発表されていない。
一方、米空軍はF16を操縦していたのは同州にあるショー空軍基地に所属するアーロン・ジョンソン少佐だったことを確認した。
ビジネス特化型SNS最大手リンクトインの掲載情報によると2005年からF16のパイロットをしていた同少佐は、射出座席で脱出し、地上に帰還したと現地メディアは報じている。
機体の残骸は湖畔の街モンクス・コーナー近くの広い範囲に落下した。
住民は地元メディアに空から「火の玉」が落ちるのが見えたと語っている。
現場付近は戦闘機が訓練を行う「軍事行動地域」として航空図に載記されているが、近くには小規模の民間飛行場もある。
AFP