子供の頃、庭先や野原にあった植物が私にとってはすべてでした。小学生の夏休み、父親に連れて行ってもらった三ツ峠で始めて庭先や野原に咲いていない花に出会いました。それがマツムシ草で、三ツ峠の頂上は一面マツムシ草の草原で、とても感激したことを覚えています。この始めて憶えたマツムシ草の名前は忘れることもなく、すっかり大人になってから懐かしく登った三ツ峠の頂上には、テレビ塔の下にわずかにマツムシ草の群生が残っているだけでした。近年、園芸店でみかける「スカビオサ」は、このマツムシ草の園芸種で、開花も春から初夏にかけて咲き、丈夫で宿根なので毎年咲いて楽しませてくれます。そして、あの子供の頃みたマツムシ草の草原を懐かしくしく思い立たせてくれます。
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この淡い青紫がなんとも言えず、好きです!!
スカビオサの青みがかった色は、メインではないけれど、他の花の魅力を十二分に引き立たせている、そんな脇役のような気もします。
その時々の雰囲気をカラーで例えると、花の色がぴったりしてきますね。ほのぼのとした思い出は、やはり花の優しさなのでしょう。
ところで、マツムシ草の由来ですが、どうも咲いた後がまつむしに似ているとか・・・また調べてみますね。