小さな庭

デジタルな仕事について20数年、だからという訳でもありませんが、アナログな世界に惹かれます。

ヨーロッパ旅行記2 スペイン・バルセロナへ ~前編~

2019-07-02 | 旅行

第1日目
フランクフルトについて2日目、孫たちの学校の休みと合わせて、息子家族5人と私たちと総勢7人でスペインのバルセロ
ナに、4日間の旅行にでかけました。

フランクフルトからバルセロナ空港までは飛行機で2時間20分!この一っ飛びは日本的にはあっという間と私は思うのです
が・・・、フランクフルトの搭乗口で何のアナウンスもないまま待つこと1時間あまり、日本の交通機関であれば、数分の
遅れでさえ必ずその状況をアナウンスするのが当たり前と思っていたのが、まったくその気配なし。

また待つ人たちもあまり気にしている様子もなく、待つのが当然みたいにゆったりしていることに
日本との国民性の違いを感じました。

ともかく無事にバルセロナに着きました。19時ごろでしたが、まだ太陽は沈む気配がありません。
バルセロナの中心カタルーニャのアパート型のホテルに入りました。

ホテルのオーナーと部屋のキーのやり取りが1回あっただけで、
4部屋を自由に使うことができました。

街は街路樹の緑が覆い、清涼な空気を感じました。早速、夕食を取るために街に繰り出し、バルと呼ばれる食堂に行きま
した。オリーブオイルの香りと新鮮な海産物、地中海をひかえた街であることを感じました。

第2日目
翌日は、地下鉄で旧市街にまず出ました。20世紀初頭に建築され、現在もコンサートホールとして使用されているカタ
ルーニャ音楽堂、内装も素晴らしいようですが、ガイドツアーは予約制のために音楽堂の中に入ることができませんでし
た。


モザイクや彫刻で飾られた正面


現在もコンサートホールとして使用されています。
花模様のモザイクタイルで飾ったチケット売り場?

旧市街の路地を通ってカテドラルに着きます。ここは13~15世紀に150年かけて建てられたというバルセロナの守護
聖人を祀っています。司教が座る椅子を持つ「司教座聖堂」はこのバルセロナの大聖堂だけで、最も格式が高いと言われ
ています。


荘厳なゴシック建築


高い天井を支える柱とステンドグラス


スペインを代表する建築家のガウディの作品であるガス灯が立つレイアール広場

お昼も近くなったので、バルセロナのメインストリート・ランプラス通りにでました。プラタナスの街路樹が覆う通りは海
岸まで1.2キロ。行き交う人でいっぱいです。

お昼も近くなったので、バルセロナの台所サン・ジュセップ市場に入りました。恵まれた気候にゆたかな海!なんと大らか
で活気のある市場なのでしょうか。市場は広く奥へ奥へと続いています。思わずここで生の魚介類に舌鼓を打ちました。


さすがスペイン、香辛料の豊富なこと


たっぷりなデザートも食後には外せません

お腹も満たされて、午後はランプラス通りを南にコロンブスの塔に向かって歩きます。高さ60メートルのコロンブスの
像が立っています。海に向かって右手を上げている様子はアメリカ大陸かと思ったのですが、どうも正反対のようです。

強い日差しのもと、地下鉄からフニクラを乗り継ぎ、かつてのバルセロナ・オリンピックのメイン会場に向かいます。眼
下にバルセロナの街が一望でき、その真ん中にまだ完成を見ない、大きなクレーン車もあるサグラダファミリア聖堂も観
ることができました。

さらに坂道を上がって行くとモンジュイック城に着きます。

城と言っても、ここは16世紀に監視塔として設置された城塞という役目をしていた場所 眺めは抜群でした。

 スペイン村に戻り、ここでフラメンコを鑑賞しました。


ダンサーは4人(女性3人、男性一人)、ギター奏者2人、ボーカル2人とたっぷり1時間楽しみました。

ダンサーにもそれぞれ個性があって、村の素朴な女性風から情熱的な女性、男性のダンサーも素敵でした。
そして、ダンサーを引き立てるのはギターの音色と深い歌声でした。

この日の夜はスペインの代表的な食べ物パエリアを食べました。

すでに私の胃袋は、オリーブオイルと香辛料に少し辟易とした感が・・・


イカ墨のパエリアを取り分けて

なんとも盛りだくさんな一日でした。

 

コメント (3)
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