小さな庭

デジタルな仕事について20数年、だからという訳でもありませんが、アナログな世界に惹かれます。

水芭蕉を見に

2018-03-20 | 小さな旅

水芭蕉の歌は、夏が来れば思いだす~♪の唱歌「夏の思い出」で歌われているので、つい5月か6
月の花だと思ってしまうのですが、これは尾瀬の水芭蕉を歌っているわけで、一番身近に見るこ
とができる水芭蕉は、箱根湿性花園で3月が見頃です。

昨年、水芭蕉を箱根湿性花園に見に行ったのは3月10日でした。この時は、やっと目覚めたばか
りの水芭蕉でまだ痛々しいほどでした。

今年は、昨年より1週間遅い3月18日に出かけてみました。


しかもこの日は、冬季に休園していた湿性花園の開園日にあたっていました。さっそく水芭蕉の
水湿地に行ってみると、ちょうど見頃の水芭蕉があちこちの水路から顔をだしていました。


真っ白い苞に包まれた黄色い花も顔を出して、なんとも初々しく感激しました。
                                   水芭蕉の後ろ姿


水芭蕉に目を奪われている間にも、湿性花園のあちこちから早春の足音が聞こえてくるようです。

なんとユニークな花、ザゼンソウを見つけました。
花の色と形が、お坊さんの座禅を組む姿を思わせるところから命名されたとか


カタクリの花
カタクリが地上に姿を見せるのはこの季節だけ、5月には葉も枯れて翌春まで球根のまま眠りにつ
くとか。


ミスミソウとフクジュソウ


馬酔木とセツブンソウ


ショウジョウバカマと青の可憐な花エゾエンゴサク


里には桜の開花の便りが聞かれ、ただ箱根はまだまだ早春の趣が・・・冷たい風が肌を刺してい
ましたが、水面に映る雲は紛れもなく春の訪れが感じられました。

コメント (6)
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