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新型コロナワクチン接種開始 − ⑧ ( ワクチン接種年齢の混乱)

2021-04-06 16:56:00 | 日記
復活祭は昨日まででしたが、イースターエッグは今週一杯は飾られるようです。
今年は木瓜の花が特に紅いので飾りもあまり目立ちませんね。




別にコロナのロックダウンではなくとも、普段の復活祭では全て休業になってしまい
公共の施設は閑散となるのですが、今年は混雑した所がありました。
コロナワクチンの接種センターです。
特にアストラゼネカ社製のワクチン接種希望者で混雑しました。

これまでドイツではアストラゼネカ社製のワクチンが270万人に接種されました。
そのうち31名に重い副反応が出て、9人が死亡しました。
死亡者が全て55歳以下だったことから、今後アストラゼネカ社製のワクチンは
60歳以上にのみ接種されること、アストラゼネカのワクチン希望者は優先順位には関係なく
直ぐに接種アポが取れることなどが発表されたため、復活祭中、接種センターは希望者で混雑
することになったのです。




新聞の風刺画でも復活祭の卵は探さないといけないけれど、
アストラゼネカのワクチンは探さなくてもいいとイースターラビットが示しています。



私の年齢からするとアストラゼネカ社製のワクチンだったら、
直ぐに接種できるのかもしれませんが、死亡原因の脳静脈洞血栓の心配があるので
ファイザー/バイオンテック社製のワクチンが回ってくるまでもう暫く待とうと思っています。





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復活祭

2021-04-04 15:47:00 | 日記
今朝朝食の席についたら夫からは普段の
Guten Morgen!(おはよう)ではなく、
Frohe Ostern! (復活祭おめでとう)の挨拶がありました。

私たちが住む集合住宅の玄関口にある掲示板にも復活祭のカードが貼られています。



下は雑誌についてきたステッカーを貼った私の手製のカードです。



昨日の新聞には復活祭にちなんだ記事が掲載されていました。



ケルン大聖堂のステンドグラスに描かれている「預言者ヨナが鯨に飲み込まれ生還する」話題です。



聖書の「ヨナ書」で飲み込まれたのは大きな魚で鯨という記載はありません。




ただステンドグラスでもわかるように、潮を吹いているので「大きな魚」は鯨だとされています。
ヨナは3日3晩、鯨の腹の中で祈り続けた後、生還するのですが、
これは十字架に磔にされたイエスキリストが3日後に復活することを象徴しているのだそうです。
そういえばステンドグラスのヨナは両手を天上に掲げるイエスキリストのようです。

これまで何度となくケルン大聖堂を訪れていましたが、このステンドグラスのことは全然知りませんでした。
今度はじっくりと眺めたいと思います。








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遠藤周作著 『沈黙』

2021-04-02 15:46:00 | 読書
今日はイエスキリストが十字架に磔にされた受難の日、聖金曜日です。
花冷えでお天気があまり良くなかったためか、あるいは外出自粛されている方が多いのか
森ではほとんど人に会いませんでした。
ご近所の紫木蓮が咲き出しました。
聖金曜日の曇り空、紫という色のせいもあるのか何となく沈んだ雰囲気です。




コロナ感染は一年経過して、ワクチン接種開始後も改善されるどころか悪化しているような気がします。
ドイツの新規感染者の90%は英国変異株の感染だそうです。
神の存在を信じているわけではない私でさえ人類は「神に見放されて」しまったのではないかと思うことがあります。

遠藤周作の名著『沈黙』に江戸時代初期、弾圧されるキリスト信者の姿に
「神は何故沈黙されているのか」と司祭が問う場面があるのを思い出しました。



復活祭中にこの小説を再読、DVDも視聴しようかと思っています。



ピアノはベートーベンの「悲愴」の重い第1楽章ではなくて、第3楽章を弾きました。








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