健康長寿の窓口 (タロー8の脳腫瘍闘病記改め)

2009年に乏突起神経膠腫の手術を受け15年が経過したことを機にブログをリニューアル、健康長寿の情報を発信していきます。

明日から2クール目

2009-10-13 20:24:48 | 健康・病気

テモダール2クール目のため、脳外科を受診しました。採血結果は問題なし。それから、先日、近所の脳神経外科で撮ってもらったMRI画像を見て、「とても丁寧に撮ってもらっていますし、問題ありません」ということで、テモダール治療を継続するということなのですが、今回から増量予定です。


前クールでの吐き気のことは主治医には既に電話で話していましたが、TVを見ていて料理が画面に出たのを見ても吐きそうになったこととか、連休中はずっと寝込んでいたとか、吐き気と倦怠感がひどかったことを説明すると、主治医も増量するか少し躊躇されていました。


「どうされますか?」と聞かれ、「300mgくらいになるのですよね?」と私が聞き返すと、「ちょっと計算します」と、今日測定した体重から320mgという答え。


一瞬、私もため息。でも、白血球が下がるとか、重篤なことになっている訳ではないので、オリゴと闘うためにもやってみるしかありません。


という訳で、テモダール320mg(100mgカプセルx3、20mg、ナボバン5mg、マグラックス250mg)に挑戦することになりました。そのために以下の処方が追加されました。何だか、嵐の前の静けさ、という感じです。


吐き気止めのナウゼリン10mgを20回分、1日2回まで、6時間以上間をおいて。
倦怠感抑制用ステロイドのプレドニン5mg7日分、夕食後

(神経を興奮させる作用があるので、テモダール服用が終わっても倦怠感があって服用する必要があるようであれば、眠れなくなるので夕食後ではなく朝食後に飲んで下さいとのことでした⇒薬剤師さんにも注意事項として指摘されました)
タフマックEカプセル28日分、これは私から希望しました。消化酵素剤です。気休めかもしれませんが、念のため。
(これがとても嵩張るのでした)
その他、基本のエクセグラン100mgと、耳鳴りが続いているのでメチコバールとシナール、眠れぬ夜のための睡眠薬リスミー2mg
以上で結構な量の薬です。


今までは白血球は下がることはありませんでしたが、今回はステロイドを使うので気をつけたほうが良さそうです。プレドニン5mgで倦怠感が抑えられることを祈っています。もしも、それでもしんどいようなら、別のステロイドにする、そうするとバクタ投与も考えなくては、とも言われました。やれやれ。


さて、次のMRI検査は3ヶ月後くらいでということで、また近所の脳神経外科で1月頃に行なうとこにしました。テモダール3クール目は11月10日に受診後の予定でしたが、主治医が学会出張のため、11月6日に変更となりました。


今月末に会社の定期健診で胃カメラ検査があるのですが、鎮静剤を使って検査しても構わないかと聞いてみたところ、先生自身が検査を受ける時は、職業上、鎮静剤を使えないそうで、「あれはとても辛くて耐えられない。鎮静剤を使うのが普通なのではないですか。今はしんどいでしょうから鎮静剤を使ってもらった方が良いですよ」と言われました。
家に戻って、早速、定期健診を受ける病院に鎮静剤を使ってもらえるのか相談してみたら、健診では鎮静剤は使わないと冷たい返事。そこで、6月に脳腫瘍の手術をして現在も抗癌剤治療中で、あまり身体に負担を掛けたくないということと、今日、主治医と相談したら、鎮静剤を打った方が良いでしょう、ということだったということを話したら、当日、内視鏡の先生と相談してください、と言われました。さて、どうなることやら。いつもなら我慢しているのですが、今年だけは勘弁して欲しい。


体育の日

2009-10-12 17:55:24 | ブログ

Rx81_2 気持ちの良い秋晴れ、愛車RX-8を洗車しました。8ヶ月振りでした。フッ素コートもかけてやりましたので、疲れました。体力ないですね。

最近はプジョー1007ばかり乗っていたので、そろそろRX-8を動かしてやらないといけないと思っていたところに、プジョーの「バッテリーチャージフォールト」のエラーメッセージが再び表示されるようになりました。1ヶ月前の点検では発電機には異常なしということで、バッテリーを新品に交換したばかりなのですが、やはり発電機交換になるのか。。。ということで、RX-8も通勤用に使うことになりそうなので、キレイにしておかなくてはと思った訳です。


Rx82 洗車していて改めて思いましたが、RX-8のデザインは素晴らしいと思います。画像は気に入っているアングルです。(フロントは最近のマツダ車のアイデンティティーにもなっているマッチョスタイル、リヤはコスモスポーツ、それから以前にも乗っていたRX-7の面影を残してくれたデザインで、ここが一番好きです)

早く運転できるようになりたいです。


退院後初のMRI

2009-10-11 16:55:08 | 健康・病気

昨日、退院後初めてのMRI検査を受けに近所の脳神経外科へ行ってきました。大学病院の主治医からの紹介状を持って、私の脳腫瘍を発見してくれた病院へ”里帰り”したことになります。


MRI検査を受ける前にまずは先生に御礼を言って、紹介状を読んだ先生は「オリゴで良かったですね」と。その後、先生に、私のような例は、この病院ではどのくらいあるのですか、と聞いてみたところ、2例あったそうですが、他の1例は石灰化の症状まで見られたとかで、「偶然に初期に見つかって良かったですね」と。


早速、造影剤でMRI。検査のときに耳栓はしません。坂本龍一、エンヤなど癒やし系のオルゴールの音楽が流れています。40分くらいかかりましたが、少し眠ってしまいました。奥様と一緒に結果を聞きました。


「腫瘍を切り取ったところに血管新生が認められますが、再発ではないでしょう。詳しくは大学で主治医の診断を受けて下さい」ということで画像を受け取って帰りました。
天気が良かったので、久しぶりに買い物へ行き、ストレス解消になりました。


世の中どこかでつながっている

2009-10-08 22:51:42 | 健康・病気

広島のクリニックが世界最高水準の放射線がん治療ができる最新の放射線治療機器を購入した、との新聞記事が載っていました。バリアンメディカルシステムズ社の機器ということですが、私が治療を受けていた機器も同社のものでした。"VARIAN"と書かれた文字を見て思わず、「今年、会社に導入したNMR(核磁気共鳴スペクトル)という機器のメーカーと同じです」と放射線科の先生に言ったのですが、よくよく、VARIANのロゴを見ると、微妙に異なっているので、ホームページで調べて別会社なんだ、と結論づけていました。


ところが、先日、そのNMRメーカーの方と話をしていたら、元々同じ会社で分社化したのだそうで、VARIAN社の創始者でもあるVARIAN兄弟がリニアックの原理を発明したのだとか。。。ちなみに、分析機器を主体とするVARIAN社の方はMRIも製造しているようで、私達が使っているNMRが高性能であることはもちろんですが、f-MRIも素晴らしいようです。

バリアンのf-MRI


放射線科と皮膚科

2009-10-07 21:49:48 | 健康・病気

放射線科の予約時間よりも早く病院に着いたので、久しぶりに入院していた病棟へ行ってみました。多分、朝のミーティングなどが終わって、これから忙しくなるぞ、という時間帯だと思うのですが、何だか邪魔しては良くないような気がしました。師長さんが、調子は如何ですか?と話かけてこられたので、まあまあです、と答えて、ウロウロしていましたら、懐かしい看護師さんと会い、一言、二言、言葉を交わしましたが、やっぱり、急がしそうなので、退散 いつも食事をしていた場所でジュースを飲んで休憩し、外来へ戻りました。
それからリニアック室へ行き、放射線治療中にお世話になった放射線科の担当看護師さんを訪ねましたが、研修で遠くへ行かれたとのこと。(退院の時に御礼を言いそびれていたので)来年4月には戻って来られるそうです。


放射線科受診では、神経系の異常がないかのチェック。相変わらずの耳鳴りはありますが、特に異常はなく順調との診断です。次回は12月17日の予約となりました。
続いて皮膚科受診。もう、痒みも皮疹もありませんので、今日で終了です。で、原因は何だったのでしょうか?やっぱり、放射線と抗癌剤治療で身体が弱っていたんでしょうか?と聞いてみたのですが、分かりませんねぇ、ということでした。
まあ、分かったところで、今更ですけどね。


放射線が照射された部分以外は髪の毛が伸びてきて、変な格好になってきましたので、ついでに院内理容店で散髪も済ませました。退院当時の丸坊主に戻った訳ですが、真夏だったあの頃と違って、とても寒いです。ニット帽を被ってはいますが、それでも寒いです。売店で厚めのニット帽があったので、次回の受診の時に買っておこうと思います。
いつも昼食は病院の食堂で食べるのですが、今日は外へ出て見ました。病室から眺めていた南側にあるお好み焼き屋さんへ行ってみました。味は、まあまあ、と言えるくらい食欲が出てきた、ということです。
南側から病棟を見たのは初めてですが、いつも病室から見ていた裏口のような坂道がどんな風になっているのかを検証する、という目的もありました。女子高生達が、ヨッコラショ、という感じで歩く小路なのですが、なるほど、確かに、そんな坂道でした。


台風も近づいて来ていましたので、昼食後はさっさと家路に向かいました。