健康長寿の窓口 (タロー8の脳腫瘍闘病記改め)

2009年に乏突起神経膠腫の手術を受け15年が経過したことを機にブログをリニューアル、健康長寿の情報を発信していきます。

アレジオン

2009-08-13 20:44:57 | インポート
アレジオン
レスタミンと同じく抗ヒスタミン剤です。H1受容体への結合親和性がH2受容体やムスカリン受容体に比べて高いのが特徴です。 今は発疹の症状はありませんので服用していません。


こうして薬の化学構造式を揃えてみましたが、それぞれに研究者の苦労が見えます。出来上がってみれば何のことはない、こういう構造で良いのか、という感じもしますが、そこへ行き着くには様々な失敗や見たくもないデータ、落ち込んだり、喜んだりの連続、多分、落ち込むことの方が多いですが、そうやって薬はできるのです。それにしても、合成化学者から見ると、薬になっているものはみんな”良い顔”をしています。(テモダールは、まだちょっと抵抗ありますが) そろそろ消灯時間になりました。今日もリスミー飲んで、グッスリ眠ります。おやすみなさい。m(_ _)m


アレビアチン

2009-08-13 20:12:55 | インポート
アレビアチン
手術後、てんかん様けいれん発作を予防するために点滴投与されていました。けいれん発作を予防するために、今も服用しているエクセグランという薬を一定の血中濃度を保つために手術前から飲んでいましたが、やはり、バッサリと大脳を切り取った訳ですから、念には念を入れてということでしょう。 適用上の注意にも書かれていますが、静脈内注射により血管痛を起こすことがある、ということです。とても痛かったです。痛みを訴えたところ、看護師さんが、すみません、この点滴は痛くなるのです、言うのを忘れていました、すみません、って。


プリンペラン

2009-08-13 19:57:45 | インポート
プリンペラン
吐き気止めとして手術後の食欲のない頃に飲んでいました。(パルボウイルス感染の食欲不振時も) ドーパミンD2受容体拮抗剤で、ドーパミン神経による平滑筋収縮抑制を解除して消化管機能を改善する他、制吐作用を示します。テモダール服用の30分前にナボバンという吐き気止めを飲んでいますが、作用機序が全く異なります。 今はナウゼリンという吐き気止めを飲んでいますが、プリンペランと同じD2拮抗剤です。私にはナウゼリンの方が合っているように思います。(よく効いています)ココの薬剤師さんに比較を聞いてみると、ナウゼリンの方が中枢性作用が弱いかなあ、ということでした。


ガスター

2009-08-13 18:01:49 | インポート
ガスター
H2受容体拮抗剤という胃酸分泌を抑える薬です。H2受容体拮抗剤が最初に市場に出たときは、胃潰瘍の手術が少なくなったといわれるほど価値観を変えた種類の薬です。最初のH2受容体拮抗剤は副作用もありましたが、改良が重ねられたのがガスターです。手術中から点滴で投与されていました。手術によるストレス潰瘍を防ぐためです。数日後、ガスターD錠という口腔崩壊錠に変更されました。