日なたでよいしょ、木陰で一服

花が大好き、野の花も好き。
農家の主婦が、日々のあれこれを綴ります。

大台ケ原

2016-10-21 21:47:05 | 日記
大台ケ原(奈良県上北山村)の紅葉が見ごろだというので、お天気が良かった昨日、車を走らせました。

途中、道の駅やコンビニで休憩しながらでしたが、11時前に大台ケ原の駐車場に到着しました。

気温は12℃位で、風が冷たいので上着を着ました。

大台ケ原ドライブウェイでは標高が上がるにつれ、木々が紅葉しているのが見られました。


せっかく来たのだから、日出ケ岳まで紅葉を愛でながら歩きます。

その前に少し早い昼食です。

来る途中、吉野町の平宗さんで買って来ました。

トウヒやウラジロモミなどの針葉樹に紅葉が映え、うっとりするほど綺麗です。


 
針葉樹には鹿に食べられないよう、幹にネットがまかれています。

日出ケ岳の展望台を目指します。
 

 

頂上の展望台は360度見渡せます。
 
矢印の所が尾鷲湾です。

視界のいいときには富士山が見えるそうです。


西の方も生駒山や葛城山などの山々が見晴らせます。
 



日出ケ岳の正面に見える正木峠へも登りました。


正木峠への木の階段の両側にはシロヤシオが群生していて紅葉が綺麗です。
 
鹿の届くところは食べ尽されています。


峠に着くと、風景が一変します。
 

 


鹿に食べられないよう柵をして、トウヒやモミが植えられたところがありますが、うまく育っても元の針葉樹林を取り戻すには100年かかるそうです。

台風や鹿の食害もあるのですが、ドライブウェイの開通で多くの車や人が訪れるようになったのも、原因の一つに数えられるようです。
この日も環境省のレンジャーの方たちが、木にネットを巻く作業をされていました。


大台ケ原は年間4000mm以上の降水量があるところなので、苔が綺麗です。
 


休憩時間も含めて2時間余りの散策でしたが、紅葉を堪能するとともに、自然破壊なども考えさせられる一日でした。




















コメント (4)
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