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「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「Xデーは、今日か」

2016年09月08日 | スポーツ・観戦

                            
          上、9月7日  下、9月8日(中国新聞スポーツ面)

夢の実現。いよいよ大詰め。
24年間の冷や飯食いから、セ界の頂点を極めるその瞬間まで、あと2勝となった広島カープ。
今夜の中日戦に勝てば、待望の優勝マジックNo1となる。まさに『王手』ということだ。
もしも、甲子園球場で巨人が阪神に敗れるようなことがあれば、その時点で高々とファンファーレが鳴り響く。
緒方監督が、多くの選手が次々と宙に舞うことになる。今夜、その感動の瞬間にお目にかかれるのか。お目にかかりたい。

そのためにも、2連勝のあとを受けた今夜の中日戦。♪ 何が何でも勝たねばならぬ ♪ 演歌「王将」の世界である。
野村祐輔投手に頑張ってもらって、先ずは自力で勝っておく。そして2位巨人の試合結果を待つ。というのが楽しみの一つである。
阪神は巨人に対して、今シーズン甲子園球場では1度も勝っていないという不甲斐なさはあるが、今夜は頑張ってほしい。
というか、プロ野球伝統の一戦と言われる巨人・阪神戦。阪神もそろそろ意地を見せないといけんじゃろうに。
今夜ばかりは、カープに絶大な声援を贈りながら、阪神にも半分くらいの声援を贈ろう。

24年前がカープの最後の優勝ということは、アタシが50歳。脂ののった働き盛りであったような。
中学校同窓会のタイトルが『人生の小休止』で、「ちょっと一休み、肩の荷を下ろそうや」という触れ込みだったのを思い出している。
定年退職という、再びめぐってきた青春を喜び、色んなこと、色んな方面に足を運び上手に遊ばせてもらて今日がある。

2度目の高齢者運転免許更新の講習案内を受け取っている。
今免許証を返上したら、手足をもがれたようなもの、もぬけの殻になりそうだ。
何が何でも向こう3年間の免許更新を果たして、今しばらく人間らしい日々を送りたい。

長く生きていれば、25年ぶりのカープ優勝という美酒に酔える。
もっとも、次の優勝まで25年かけてもらっては困るなー。せめて3・4年後に今一度……。
などと、ジコチューの夢を見ながらの昼寝から覚めて、あと2時間後のカープ対中日戦に注目である。

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「カウントダウン!Xデー!!」

2016年09月04日 | スポーツ・観戦

            
     9/4 ヤクルトに4対3で勝利した瞬間  マジックNo4を喜ぶ、神宮球場のカープファン  

25年ぶりのリーグ制覇に一直線に突き進む、我が愛する広島カープ。
優勝を占うマジックNo20を点灯させたのは、8月24日であった。
あれから10試合目を戦った今夜の時点で、マジックNoはなんと、早くも「4」となった。
他のどのチームがどんなに頑張っても、カープが残り16試合のうち、4勝すれば優勝ということ。

となれば、優勝するか否かの問題は完全に解決したことになる。
次なる問題は、「胴上げはいつか?」「胴上げ球場は地元マツダスタジアムか?」、それとも「ビジター球場か?」
という贅沢な問題を残すのみとなった。

本来なら、25年ぶりのリーグ優勝となると、選手一人ひとりがコチコチになり、実力を発揮できなくなるのではないか?
せっかく点灯させた、優勝マジックNoがなかなか減らないんじゃないか?あるいは消えたりするんじゃないか?
そんな下馬評もあったし、yattaro-自身もここまで順調にくるとは思わなかった。
まさに想定外の快進撃である。

「神ってる」などというはやり言葉を生んだように、神がかったような勝ち方も数試合あった。
奇跡のような勝ち方もあった。野村勝也元監督の言葉を借りれば「負けに理由あり、勝ちに理由なし」である。
でも、いつまでも神ってる勝ち方ではなかった。堂々とした横綱相撲の野球であった。
相手が勝手に転んで勝ちを拾った試合ももちろんあった。しかし今となってはそれもこれもひっくるめて『実力』のうちである。

神宮球場ヤクルト3連戦は、「胴上げの時を占う」という意味で注目していた。
なんだかんだ言っても、ヤクルトは昨年のリーグ覇者である。そう簡単には勝ち越せない、と思っていた。
ところがどうだ!ふたを開けると、そこには地力の違いがはっきり見える試合運び。堂々の2勝1敗で、「マジック4」に。     

試合終了と同時に、真っ赤に染まった観客席と一体となって笑顔はじける広島の選手たち。緒方監督と心地よいハイタッチ。
その向こうで、うつむき加減に足早に球場を去る、前年の覇者、真中監督。
あまりにも明暗分けた姿がテレビ画面に映し出される。思い返せば、長年見慣れたカープの監督の姿でもある。

栄枯盛衰、あまりにも厳しい現実ではあるが、これが勝負の世界。そして人間の生きる一つの道でもあるような。

 

 

 

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「英姿颯爽(えいしさっそう)」

2016年09月02日 | 季節の移ろい・出来事

       
         自由に演じる、クラス別出しもの       「鵬雲祭」のプログラム

待てど暮らせど降らなかった雨を待ちながら、連日の猛暑酷暑に耐えた8月。
爽やかな秋風を期待して、やっと9月を迎えたというべきか、早くも9月かと思うのか、いったいどっちなんだろう。
9月1日は、関東大震災の記憶を呼び覚ます意味で「防災の日」と決められ、例年なら二百十日と重なることが多い。
今年はうるう年の関係で、立春から数えて二百十日が8月31なので、防災の日と一日ずれたことになる。

9月を迎え、それぞれの秋を感じ始める中、田んぼという田んぼを黄金色に染める稲穂の波を眺めながら、「文化祭に来てみない?」と、それとなく誘う孫兄ちゃんの言葉に乗って、この4月に入学した高校の「文化祭」見学に、往復320㎞のドライブをしてきた。
木・金・土、3日間にわたる文化祭・体育祭は、以前から「鵬雲祭」と名付けられ、英語レシテーション、ミュージックコンテスト他、手作り焼きそば、炊き込みご飯販売など多彩な催しが、全て生徒達の手で進行されていた。

繁華な人込みから遠く離れた、田舎町の森と農地に囲まれた、通学も全寮制も備えた高校。
文化祭も素朴な味わいが随所にみられ、その緩さ加減や、おっとりした雰囲気は、自然に笑いがこぼれる真面目さと幼さを秘めている。
ここでも女性の力が優先していて、その好感度は高いものがあるように思えた。

今年の鵬雲祭スローガンは、『英姿颯爽』と、墨蹟鮮やかに大書してあった。そしていろんな思いが込められていた。
英姿・・・堂々として勇ましいこと。 
     堂々とするためには十分な準備や訓練、そして、それに支えられた自身が必要です。
     勇ましいためには、困難と思われることにも挑戦すること、怖さを乗り越え困難に立ち向かうことが必要です。(校長先生の注釈)
颯爽・・・清々しい印象を与えるきちんとした態度や動作の様。
     個々の生徒はもちろん、一つの集団である学校全体についても「英姿颯爽」にふさわしい姿であってほしいと思います。
     (校長先生注釈)などと、22ページに及ぶプログラムの1ページを飾っている。

完全寮生活を初めて半年近く過ぎた孫兄ちゃん。どんな生活ぶりかを覗いてみたかった。
ジジバカ丸出しだとは思うが、まずまず自分の立ち位置を確保して楽しんでいる様子に一安心。

自分にできなかった「英姿颯爽」を孫兄ちゃんに求めるわけではないが、出来ればこんな高校生活を送ってほしいと思う秋のはじめである。

コメント (4)
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