心と身体がよろこぶ“気功養生”

「養生気功塾」のお知らせ、気功の魅力、気功養生法、気功の生活術をメインに、日々のあれこれも書いています。

石菖蒲・九節菖蒲のお茶とお風呂

2022-05-13 11:48:40 | 季節の話(二十四節気他)

2022年の端午節は

6月3日(金)だそうです。

 

季節にあわせて…

粽も作ろうと思います。

 

 

また・・・

以前ご紹介した

「気功薬餌療法与救治偏差手術」の

心臓に良いとされるレシピから

 

その中のひとつを

参考までに

 

【菖蒲茶的处方】

 

九节石菖蒲 五分切片   百花露或石泉 一盏   酸梅肉 二枚   
大枣肉 二枚   赤砂糖 适量

 石菖蒲在五月端阳节采取,最合时机,须选择九节的为上品,把节间附生的须茸,剖刮干净,洗净阴干,不可用太阳曝晒。旧说认为经过晒会“走气失香”,而以科学观点分析它,因为太阳放射的紫外线,能够破坏菖蒲的性味的含量,这一点关系“采取及时”和“保存如法”的原则,须要注意,否则影响疗效。

 水的火候,不论用花露或者石泉,一律用虾须沸水,先把大枣和酸梅、赤砂糖一齐放入水内烧沸,然后倾入茶杯,杯内先放入五分菖蒲片,将茶盖密盖着,一会儿即可开始饮茶了。酌配松子仁,甜杏仁,胡桃肉一类的干果点心吃着下茶,其味美妙无穷。

 

 

メモを兼ねて参考までに

 

「百度百科」さまより

九节菖蒲(石菖蒲)

性味:辛;温
归经:心、胃经
功能主治:开窍化痰,醒脾安神。用于热病神昏,癫痫,耳鸣耳聋,胸闷腹胀,食欲不振;外治痈疽疮癣。
用法用量:内服:煎汤,1.5-6g;或入丸、散;或鲜品捣汁服。外用:适量,煎水洗;或鲜品捣敷;或研末调敷。
注意:阴虚阳亢、烦躁汗多、精滑者慎服。

 

 

「ウチダ和漢薬」さまより

古来、端午の節句にショウブ湯に入ると、邪気を払い、また健康を保つことができるといわれています。このショウブ湯に使用する植物は、サトイモ科のショウブ Acorus calamus L. に由来します。

ショウブは、日本からアジア東部において、池のふちや小川などの水辺近くに群生しており、葉の長さは50~90cmと細長く、また、横にのびる太い根茎を持つことが特徴です。根茎部分は、精油成分であるasaroneを含むことが知られ、生薬「菖蒲根」という名で、鎮痛、鎮静、健胃、駆虫薬として用いられます。また、葉にも同様の芳香性成分を含むことが知られているため、健康を保ち、強くたくましく成長することを望んで、浴湯料として用いられます。

また、ショウブと同属植物にセキショウブ Acorus gramineus Sol. があります。この植物の根茎に由来する生薬は、「石菖蒲」の名称で、鎮痛、鎮静、健胃、駆虫薬として用いられています。本植物は、主として中国各地に分布し、精油成分であるasaroneに由来する特異な芳香を持ち、味は清涼で、やや辛く、わずかに麻痺性があります。

 

 

「やなぎ堂薬局」さまより

石菖蒲(しょうぶ)はショウブ属ーさといも科(昔はさといも科と言われていたが、近年はしょうぶ科に属する
植物と言われる。)に属する植物で、分布地として北海道から九州の日本各地や朝鮮半島から中国大陸の
東アジアからインドの池や沼地、浅瀬の溝などに群生しながら生える多年草の植物です。

古代中国では菖蒲には邪気を払う魔除けの力があると信じられており、端午節に枕の下に菖蒲を敷いたり、
菖蒲酒を飲んだり、ヨモギで作った人形を飾ったりしました。

5月5日の端午の節句の前後に昔行なっていた菖蒲にまつわる風習があります。
① 軒菖蒲(のきしょうぶ)・・・5月4日の夜に菖蒲やヨモギを束にして玄関の軒につるし、5月5日の朝に
取り除きました。
これは家に邪気や災厄が入り込むのを防いだり、火事よけの為に行いました。

② 菖蒲枕・・・5月4日の夜に菖蒲を枕や寝床の下に敷いて、翌朝に菖蒲湯として使用する。
菖蒲を枕と入浴剤として使用して無病息災祈りました。

③ 菖蒲湯・・・菖蒲枕に使用した菖蒲を熱めの湯に入れて入浴します。
入浴することにより穢れや厄を落として身を清めます。

④ 菖蒲酒・・・菖蒲の根茎を刻んで、お酒に入れて飲みます。根茎が無ければ葉でも代用されていました。
お酒の力と菖蒲の力で体内に居座っている邪気や病魔を退治する作用があると言われます。

 

 

「和じかん」さまより

菖蒲湯のルーツは、旧暦の5月5日(現在の6月上旬)に行なわれていた神祭です。
その起源は中国に由来し、中国ではもともと端午、つまり5月ごろ、菖蒲を玄関に飾ることで邪気を払う風習がありました。また同時期には、蘭を浮かべた蘭湯に入り身を清める“浴蘭節”も行われており、この二つの風習が日本に伝来したのです。
ただ昔の日本には蘭が少なかったため、石菖蒲と呼ばれる菖蒲の仲間で代用したことから菖蒲湯が始まりました。
人々に浸透したのは江戸時代です。

 

菖蒲湯に入ると体が芯から温まり、痛風や腰痛にも効果があり、菖蒲の茎を煎じて飲めば胃を丈夫にしてくれます。そして菖蒲の独特の香りにはアロマセラピー効果もあり、心身ともリラックスできます。

 

 

 


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