西武バスでは今年1月に
エアロスター
を投入しました。西武バスといえばUDを中心に一部いすゞを入れていたのですが、UDのバス事業撤退に伴い、三菱ふそうに変わったという流れになっています。西武バスの三菱ふそうはコミュニティバスを除けば33年ぶりの投入となります。2月以降の大型新車は全てエアロスターとなっており、久々の投入から一転して新しい主力になりつつあります。
エアロスターは基本的にUDのAPと同じになっているので、ほとんどは区別が付きません。ところが、リアに関しては一つだけ違いがあります。それは窓に張り付けられている。
BLUETECのシールの有無
です。BlueTecはダイムラーグループの商標であるので、UDブランドには貼りつけられていません(UDとダイムラーとは資本関係が無い)。なので、BLUETECシールがあれば三菱ふそうである事がわかります。上は三菱ふそうのA1-574(小平)、下はUDのA0-549(所沢)です。A1-579にはシールが貼られているので三菱ふそうである事がわかります。
写真の車両は西武バスのエアロスターの第一号車である
A1-556
で、型式はLKG-MP37FKです。配置は新座です。このA1-556の投入をきっかけに西武バスは三菱ふそうの購入を再開するようになりました。
こちらは小平に配置されている
A1-574
です。多摩ナンバーの営業所にもエアロスターが入ってますね・・・。同じ多摩ナンバーの滝山にも投入されています。
こちらは大宮に配置されている
A1-579
です。大宮は1998年にいすゞを投入するようになってからいすゞをメインに投入していた営業所です。そんな大宮にもエアロスターが入るようになりました。ナンバーは大宮ナンバーです。
こちらは所沢に配置されている
A1-582
です。所沢は大宮と同じくいすゞメインの営業所です。エアロスターはどの営業所でもお構いなしのようです・・・。というか、西武バスのエルガは2010年夏を最後に投入されていません。A1-582は今月に納車してばかりだそうで、ピカピカな姿です。
西武バスはUD(日デ)を中心に投入していた事は前述の通りですが、日デがエアロスターのOEMのスペースランナーAを発売すると、西武バスはそれを買うようになりました。写真の車両はその
初期車
にあたります。2008年に投入されたA8-300で、配置は新座です。この時はPKG代で、窓サッシが黒色になっているのがポイントです。窓サッシが黒色なのは初期車5台のみで、APとMPが増えた今では希少車ですね。
その後、日デのワンステについてはRAからAPへ移行し、各営業所の投入が進むとともに短尺車も投入されるようになります。写真は2009年に投入されたA9-345で、配置は滝山です。APの投入により、AP登場前はノンステメインだったのにワンステの比率が上がるという現象が見られています。これは西武バスがAPに対して高い評価であるという事が伺えます。
2010年にPKG代からLKG代に移行しましたが、それと同時にAPの
ノンステ
が投入されるようになりました。それからノンステの比率が再び上がり、一般路線車は全てAPでの投入となり、現在のMPに至ります。写真はLKG-MPの市販第一号車にあたるA0-535(新座)です。
APとMPの投入進展に伴い、写真のようなMFBM揃いが実現してしまいました。撮影場所はひばりが丘駅北口ですが、前回訪れた時は富士7Eやエルガなど色んな車両が並んでいました・・・。写真では右端のA1-556以外全てAPです。因みにこの写真の撮影直後に富士7EがやってきてMFBM揃いはすぐに崩れてしまいましたが・・・。
ひばりが丘駅北口で撮影していた時、待機場にやってきたA0-702(新座)の行先表示が
試運転
になってました。試運転という表示もあるんだなと感じたものです。
三菱ふそうの購入を再開した西武バスですが、新車の流れが一般路線車=三菱ふそう、高速・貸切=いすゞ・日野に変わってきており、今後も注目です。
エアロスター
を投入しました。西武バスといえばUDを中心に一部いすゞを入れていたのですが、UDのバス事業撤退に伴い、三菱ふそうに変わったという流れになっています。西武バスの三菱ふそうはコミュニティバスを除けば33年ぶりの投入となります。2月以降の大型新車は全てエアロスターとなっており、久々の投入から一転して新しい主力になりつつあります。
エアロスターは基本的にUDのAPと同じになっているので、ほとんどは区別が付きません。ところが、リアに関しては一つだけ違いがあります。それは窓に張り付けられている。
BLUETECのシールの有無
です。BlueTecはダイムラーグループの商標であるので、UDブランドには貼りつけられていません(UDとダイムラーとは資本関係が無い)。なので、BLUETECシールがあれば三菱ふそうである事がわかります。上は三菱ふそうのA1-574(小平)、下はUDのA0-549(所沢)です。A1-579にはシールが貼られているので三菱ふそうである事がわかります。
写真の車両は西武バスのエアロスターの第一号車である
A1-556
で、型式はLKG-MP37FKです。配置は新座です。このA1-556の投入をきっかけに西武バスは三菱ふそうの購入を再開するようになりました。
こちらは小平に配置されている
A1-574
です。多摩ナンバーの営業所にもエアロスターが入ってますね・・・。同じ多摩ナンバーの滝山にも投入されています。
こちらは大宮に配置されている
A1-579
です。大宮は1998年にいすゞを投入するようになってからいすゞをメインに投入していた営業所です。そんな大宮にもエアロスターが入るようになりました。ナンバーは大宮ナンバーです。
こちらは所沢に配置されている
A1-582
です。所沢は大宮と同じくいすゞメインの営業所です。エアロスターはどの営業所でもお構いなしのようです・・・。というか、西武バスのエルガは2010年夏を最後に投入されていません。A1-582は今月に納車してばかりだそうで、ピカピカな姿です。
西武バスはUD(日デ)を中心に投入していた事は前述の通りですが、日デがエアロスターのOEMのスペースランナーAを発売すると、西武バスはそれを買うようになりました。写真の車両はその
初期車
にあたります。2008年に投入されたA8-300で、配置は新座です。この時はPKG代で、窓サッシが黒色になっているのがポイントです。窓サッシが黒色なのは初期車5台のみで、APとMPが増えた今では希少車ですね。
その後、日デのワンステについてはRAからAPへ移行し、各営業所の投入が進むとともに短尺車も投入されるようになります。写真は2009年に投入されたA9-345で、配置は滝山です。APの投入により、AP登場前はノンステメインだったのにワンステの比率が上がるという現象が見られています。これは西武バスがAPに対して高い評価であるという事が伺えます。
2010年にPKG代からLKG代に移行しましたが、それと同時にAPの
ノンステ
が投入されるようになりました。それからノンステの比率が再び上がり、一般路線車は全てAPでの投入となり、現在のMPに至ります。写真はLKG-MPの市販第一号車にあたるA0-535(新座)です。
APとMPの投入進展に伴い、写真のようなMFBM揃いが実現してしまいました。撮影場所はひばりが丘駅北口ですが、前回訪れた時は富士7Eやエルガなど色んな車両が並んでいました・・・。写真では右端のA1-556以外全てAPです。因みにこの写真の撮影直後に富士7EがやってきてMFBM揃いはすぐに崩れてしまいましたが・・・。
ひばりが丘駅北口で撮影していた時、待機場にやってきたA0-702(新座)の行先表示が
試運転
になってました。試運転という表示もあるんだなと感じたものです。
三菱ふそうの購入を再開した西武バスですが、新車の流れが一般路線車=三菱ふそう、高速・貸切=いすゞ・日野に変わってきており、今後も注目です。
やはり、来ましたか。
西武バスで、エアロスター導入と。
APを入れていたから、流れとしてそうなるだろうとは思いましたが。
しかし、“日ディ一本”と成った切っ掛けが、日産ディーゼルが西武ライオンズの後援会に入っていた事が切っ掛け――だそうで、“プロ野球の根強さ”を感じましたね……。
そう言えば、プロ野球と言えば。
JR東海の313系ですが、2001年を除き、それが入った年は中日ドラゴンズが優勝する――と言うのを発見しまして。
調べていて気が付いたのです。偶然ですが。
――で、2001年は、ヤクルトスワローズが優勝しているのですが、今年はどうも、スワローズさんが優勝しそうな勢いで……。
今年も確か、313系が入る――筈だった気がします。
なので、313系が入る年は、
“ドラゴンズか、スワローズが優勝してる”
……と言う事になるのか?――気になる所です。
そして、今年の秋に、三菱の中型路線車が復活――ですか。これは、楽しみですねぇ。
それでは、またです。
コメントありがとうございます。
エアロスターのノンステの窓配置がイマイチになったのはワンステの車体をベースにした事が大きいかと思うのですが、構造とデザインの両立が難しい事が伺えます。もし、一からデザインを変えると違った方向へ行った可能性もありますね・・・。
中型車についてどんなものになるか楽しみなところです。
コメントありがとうございます。
西武バスが三菱ふそうから日デに変わったのはプロ野球が関係しているのは西武グループならでの事ですね。三菱ふそうについてはあの問題もあって特殊な例を除いて入ら無いだろうと思っていたので、驚きでした。
313系投入とドラゴンズ優勝に関係があるとは同じ名古屋つながりで面白いですね。313系は今年度も44両が入る予定だそうですし、野球でもドラゴンズとスワローズが優勝争いしているそうなのでどうなるのか気になりますね・・・。
三菱ふそうの中型車の再登場、楽しみですね。
先日は、“313系とドラゴンズ優勝”の事を書き込んだのですが、その逆のパターンも見つけまして。
それは、
“名鉄にて、青い塗装の車両が営業開始した年は、ドラゴンズは優勝を逃す”
――と言うものです。
1966年
ライトパープル塗装の3780系が運転開始。
→“巨人V9時代”の事、優勝には手が届かず。
1994年
名鉄創業100周年を記念して、『ブルーライナー』が運転開始。
→“10.8対決”で巨人に敗れ、涙を呑む。
2005年
2000系『ミュースカイ』が営業運転開始。
→その年は、阪神が優勝。
……と言う具合です。
名鉄2000系は、落成&登場こそ前年の2004年(→その年は、ドラゴンズが優勝)ですが、“営業運転開始”を基準とすると、先に挙げた通りでして……。
さて、鶴舞線直通用車両が、もうすぐ取り替えになると思います。
上飯田線の300系に習って、“水色&赤の細帯”に成るんでしょうが、果たして、その年のドラゴンズの戦績たるや如何に?!……ですね(苦笑)。
……で、他の方が書かれた事ですが、“業界事情”、それもまたどうなるか――ですよね。
何しろ、いすゞにVWグループが関心を持っている――とも聞くし、それならば、企業グループ毎の再編と成る訳だから、自分は、結果としてメーカーの数は今のままでは無いか?……と、見ています。
バスにしても、此処まで来れば、しばらくは“現状維持”だと思います。
が、それにしても、“インフラとしてのバス”として認識が社会全般にありながら、バス会社任せ――これが一般常識化して引き摺ってしまい、それがズルズル続いて存在意義の喪失に歯止めがかからない限りは、メーカーも煽りを喰う訳ですから、厳しいと思いますが。
それでは、またです。
綾瀬駅で見かけたのですが、「車庫に入るから、乗れません」と言われまして……。
でも、話し方から、乗務員さんも意識してるのかな?――その様に感じましたが。
――で、置き換えられる203系、海外に譲渡……と聞きますが、ジャカルタ行きになるんですかねぇ?
もしもそうなるなら、ジャカルタの鉄道は、「首都圏の中古の展示場」と化してるなぁ……都営6000系が譲渡された時は珍しさで見ていた分、感慨深いですね。
それでは、またです。
コメントありがとうございます。
西武バスはいすゞを入れるようになってから少しずつ変わってきましたね。
バスについては事実上2メーカーになりますが、トラックに関してはまだ4メーカー体制のままでしょう。
コメントありがとうございます。
名鉄に青系の車両が出た年にドラゴンズが優勝を逃す、そんな偶然の一致もあったんですね・・・。
バスの衰退は昔の経営手法をそのまま引きずっていたのが原因と私は見ています。とりあえず、バス業界はとにかく変わらないといけないような気がします。三菱ふそうもUDも外国に食われたし、ヒュンダイもかなり進出しているし・・・。
マト13編成ですが、先日の東京遠征時に見かけました。回送で列車番号表示は4003でした・・・。