原発震災以降、私は何でもそこに発想が結びついてしまいます。
この歌を聴いて、これは脱原発の「子どもを守れ!」とのシュプレヒコールの心そのものではないかと感じてしまう私がいます。
沖縄の「命どぅ宝」、命こそ宝物との優しい文化が見事に歌われています。
「子どもを守ろう」なんて当たり前のことを叫ばないといけない事態に、世の中の狂いが如実に現れています。
疲れた時にこの歌を聴いて、シミジミと亡き母を想い、我が娘たちを想い、放射能汚染ガレキ焼却・埋め立てに反対して闘っているお母さんたち、原発再稼働に抵抗する母たち、鬼となった「福島の女たち」に想いを馳せ、また明日からの運動への励みにしたいと思うのです。
「被災地ガレキ受け入れ」8・30大阪市民説明会の会場前で、関東から母子避難されて来た女性がマイクで叫びました。
「橋下市長、あなたもお母さんの子宮から生まれて来たんでしょ! お母さんの言うことを聴きなさい!」
大抵の男性政治家は、そのことを忘れていますね。そこに思いを致せば、こんな酷い政治など、できる訳がないのですから……。
◎童神 夏川りみ
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