龍体力学覚え書き

中央競馬メインレース雑感・ジョギング日誌・夢日記・読書備忘録、アレルギー持ちのぼやき、その他諸々

黒部名水マラソン(2019)その4

2019-05-30 21:37:24 | marathon
そういえば、30km前後までは結構似たようなペースで走っていた女子がいた。

上はスポーツブラ全開で、とくに肩から腕は日に焼かれ放題。日焼け止めは塗っているにしても、いくらなんでもそんなに日に焼かれて大丈夫かね?・・・とずっと心配していたら、その彼女40km手前の富山湾沿いでぶっ倒れていた。

嗚呼、やっぱり・・・。係員がどこかに無線で連絡しているのが聞こえたが、脚の痙攣とのこと。脳をやられていないのを祈るばかりだ(若いから大丈夫だと思いたい)。


いつ4時間半のペースランナーに抜かれるかずっと待ち構えていたけれど、時々思い出したようにジョグったり、ちょっとフォームを意識しながら100メートルほど唐突に走りだしたりしたのが効いたのか、結局抜かされないままゴール。

先月のかすみがうらマラソンのゴール直後には、脚の攣りの影響により階段を上がれなかった事を思えば、今回は脚のダメージはほぼゼロ。というか、これまでのマラソン大会直後の脚の状態では最も良好。30km以降のウォーキングとゆっくりジョグモードで解れたのだろうか?

去年よりも20分前後遅くゴールしたのに、総合順位はむしろ上がっていた。出走取消や競争中止も多かったのかもしれないし、それだけ過酷だったのだ。わかるわかる。

黒部名水マラソンは、去年と今年で自己ベストと自己ワーストを記録した絶対忘れられない大会となった。

沿道での地元の方々の応援も、申し訳ないくらいありがたかった。一般家庭の玄関先で、ホースで散水してくださった家々も相当数あって随分助けられたし。

応援して下さる方々の前を通過するときは、ちょっとだけジョグペースも上がったり・・・。

本格的な熱中症ではないだろうが、なんとなく軽い頭痛が夜になって出てきた。そりゃ4時間20分弱もあの炎天下にい続けたら、どこかおかしくなるのも無理ない(翌日もその頭痛は引きずり、強いてあげれば腎機能も低下した気配)。

もしも最後までよせばいいのに頑張っていたら、この程度では済まなかったのは確実。結果は最悪だが、ポジティブに考えるべき・・・と頭で思い込もうとしても、やっぱり腹立たしいのは結局天候の事。そこに行き着く。


大型台風襲来の直撃コースに入って中止になった去年の松本マラソンをはじめ、今年は奇跡的に天候がまともだったかすみがうらマラソンにしろ、今回の黒部名水マラソンもしかり。

マラソン大会はギャンブルだという思いを痛感した。競馬好きには当分やめられない・・・(多分)。

今年がこの状態だったのだから、来年は去年のようなまともな天候に戻るかも?と読むならば、来年また黒部に行くんだろうな。

5月合計205.905km。

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