龍体力学覚え書き

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「すでに愛の中にある」

2015-11-02 22:50:54 | book
「すでに愛の中にある」(大和田菜穂著)を読了。

いまある意味でトレンディであるらしいノンデュアリティの旗手?大和田菜穂さんの本。行間に余裕のある書物なので救われている。

読んでいるうちに、別にいいんじゃないの?・・・、そういうのもありだよね・・・と抵抗がなくなってくる。

この書物で使われている「ライフ」だとか「ストーリー」「エネルギー」といった表現も、「生命現象」や「あらわれ」「響き」といった風に解釈して読んでいくと、嫌味でなくなってくるのだ。

と同時に、講談社学術文庫の「華厳の思想」と同じく「空海の思想について」を無性に読み返したくなってきた。

今回の「すでに愛の中にある」もそうだが、一度読んで投げ捨てるのは勿体無い本があるということは、とても幸せなことだと思うのである。

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