中央分水嶺・淀川水源の森 余呉トレイル

奥琵琶湖の豊かな自然と歴史に親しみ地域活性化を願う余呉トレイルクラブが、余呉トレイルについて情報を発信します。

今日はおまけ付き七々頭ヶ岳逆コース

2011-02-13 21:24:41 | トレイル日記


先日に続いて来られたTさんを含め、わいわいと名山に登る。
コースくらいは逆にして何度見ても味わい深い木造校舎の上丹生小学校の裏から入り、シカの寝床を通り尾根へ。
自分たちが付けたトレイスは当然残っていて、最新の情報も含め勝手がわかっているということは気が楽で、これもトレイル歩きの醍醐味?
ともかくいたってスムーズに山頂下の急斜面に到達。
ここは下るより山頂を見ながら登るほうが気分がいい。
先日とちがって時折雲が切れて日差しがのぞくことで、周囲の山ばかりか遠くの山も思いのほかよく見える。
とはいえ昼に山頂へ着く頃には再び雪と風。
またまた観音堂のお世話になる。
ここは天国であり、改めてお参りをし賽銭をしっかりと入れて後にする。


ここからが先日とちがうところで、地元の人のいうるり池以外の池の存在を確かめに新谷山方面に進む。
地形図のピーク701近くに凹地の表示があり、これではないかと見当をつけて行ってみると、果たして直径20mあまりの一面雪面となった凹地があったが、まわりはすっかり杉林。
さらに菅並への尾根の西側が広い緩斜面となって、その一角が同様に凹地となっているのを見つけていたので、帰路に立ち寄る。
こちらはミズナラやクリの木の自然林が残っていて、ここに池があれば素晴らしいところ。
下ばかり見ていたらだれかが大きなクリの木の上を指して「あれはなに?」と声を上げる。
多くの枝の先にあったものは熊棚であった。
周囲のあちこちにもあって壮観であり、この近くで冬眠しているかもしれないと思うと胸がわくわくしてくる。
これこそが余呉トレイルのすごいところだろう。
いいトレイルスノーシューとなったところで、帰りは恒例の慎重かつ大胆に小走り下りのトレーニング。

さあ次回2/17,20はとっておきのブナ森の山、下谷山だ。
トレイルの核心部であり、多くの人にチャレンジしていただきたいもの。
ご参加お待ちしています。

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