前回からの続きになるのですが、私のインストバンドはホラー路線を突き進み曲を作ってましたが、、ギター二人、ベース、ドラムの編成なのでリプ主体のメタルになり曲調も似たり寄ったりで段々と行き詰まってきます。
やはりシンセ弾きが欲しいなと思ってたのとドラマーが脱退したのをキッカケに思い切ってヤマハQY300というシーケンサーを購入しました。
打ち込みも何となく覚えて行きシンセのシーケンスパターンが引っ張っる曲や既存の曲も他の音色を加えてイイ感じに変化していき、まさに4任目のメンバーとも言える存在になります。
そのQYを加えたスタジオの練習帰り、ふと立ち寄ったレンタルビデオ屋で目についた映画がありました。
『キャンディマン』です。
クライブパーカーってイギリスの作家さんが原作で、この人の書いた)ヘルレイザーや血の本シリーズが大好きだったので速攻でレンタルしました。
ハイウェイを挟んで白人、黒人と分けられた団地、そこに住む白人女性ヘレンが友人とジャレてるうちに、とある都市伝説を実行してしまい惨劇に巻き込まれるといった内容なんですが、キャンディマンの悲しい過去、愛する人の裏切り、ヘレンの戸惑う心、そしてラストに向かう壮大な儀式の様な背景、映像、良いです。見終わった時
『おおっ』と声が出てしまいました。
ホラー感覚の愛憎劇と言えばいいんですかね?
音楽はフィリップグラスというアメリカの作曲家さんが担当してて、これがまた良いです。壮大で切ないのに何処か無機質さを感じさせる何とも言えない曲達が映像を色採ってます。
そして私は思いました。
『ヤマハQYの出番を増やそう、何ならQYだけの曲を作ろう』
この考えが後々、バンドに悲劇をもたらす事になるのですが、、、。
こちらは最近の曲です。
聴いて貰えれば幸いです。