ヨーガスクール・カイラス blog

True Yoga, to meet the true self.

雄鶏のアーサナ

2006-02-24 23:16:48 | ワンポイント・ヨーガ



1 蓮華座で座る。
2 両手をそれぞれの側のモモとふくらはぎの間に、ひじの辺りまで深く差し入れる。
3 両手のひらを床につき、身体を持ち上げてバランスをとる。真っすぐ前を見て、できるだけ長くこの姿勢を保つ。

〈効果〉
1 腕と胸を強くする。
2 消化作用と肝臓の働きをよくする。
3 手足の余分な脂肪を取り去り、また手足が強化される。
4 胃腸内の寄生虫を駆除する。
コメント

太陽礼拝のアーサナ

2006-02-22 08:01:39 | ワンポイント・ヨーガ



1 つま先をそろえて直立し、胸のところで合唱する。屋外で行なう時は、実際に太陽の方向に向かって行なう。屋内で行なう時は、前方に太陽が出ていることをイメージしながら行なう。ゆったりとリズミカルな呼吸をして息を整える。
2 ゆっくりと息を吸いながら、合唱した手を真上に伸ばしていき、ひじが十分に伸びたところで、手のひらを前に向けて、上体を腕と共に後ろに反らせていく。この時、両腕は耳を挟んでおり、両膝はしっかりと伸びていること。
 上体を十分に反らせたところで、五秒間息を止めてもよい。
3 ゆっくりと息を吐きながら、伸ばした腕と共に、静かに上体を腰から前に倒していき、両手のひらを両足の外側に並べ、次いで顔と胸と腹を足にくっつける。ひざは十分に伸びている。
 ここで五秒間息を止めてもよい。
4 手のひらをつけたままで、左足を後ろへもっていき、つま先を床につける(この時、足首を曲げるやり方と伸ばすやり方と二通りのやり方がある)。次いで息を吸いながら、左膝を床につけ、ゆっくりと上体を反らせていく。それにつれて右膝は十分に折れ曲がり、尻が右かかとに近づく。あごを十分に反らせる。
 ここで五秒間息を止めてもよい。
5 息を止めたまま、左膝を床から離して伸ばし、次いで右足を後方にもっていき、左足とそろえて並べる。この時の姿勢は、伸ばした両腕と両足のつま先で体を支えた形になっている。足から頭までは一直線になっている(この時にお尻を高く上げるやり方もある)。
 ここで五秒間息を止めてもよい。
6 両肘を折り曲げていき、体全体を床に近づけていく。額、胸の順で床につき、息を吐きながら、尻を突き出し、腹を床から浮かせたままで、ひざを床につける。
 ここで五秒間息を止めてもよい。
7 腹を床につけ、息を吸いながら、「コブラのアーサナ」の要領で上体を反り上げていく。
 ここで五秒間息を止めてもよい。
8 息を吐きながら、腕と足を伸ばしたままで腹を床から離して、尻を高く上げていく。十分に尻が上がったら、かかとをしっかりと床につける。
 ここで五秒間息を止めてもよい。
9 息を止めたままで、左膝を折り曲げて、左足を両手の間におく。それから右膝を床につける。そこで息を吸いながら、上体をそらしていく。
 ここで五秒間息を止めてもよい。
10 右膝を曲げ、両手の間に両足を並べてそろえる。そこで息を吐きながら、両膝を伸ばしていき、上体を両足にしっかりとくっつける。
 ここで五秒間息を止めてもよい。
11 息を吸いながら、両手を床から離して上体を上げ、手のひらを前向きにして、両腕と上体を十分に後方にそらせる。
 ここで五秒間息を止めてもよい。
12 息を吐きながら、後ろに反らせた腕を、上体とともに戻していき、両手を垂らして直立の姿勢に戻る。
 シャヴァ・アーサナで休む。

注意・・・12の連続した体位の中で、体の緊張と弛緩の過程に精神集中を行ないます。
 このアーサナで最大の効果を生み出そうとするならば、すべての動作を息を止めたままで行ない、それを10~15回繰り返して行なうとよいでしょう。
 このアーサナは、毎朝、屋外で、太陽に向かって行なうのが理想ですが、屋内で行なっても、昼や夜に行なっても、差し支えはありません。
 マントラや詞章を唱えながら行なってもかまいません。


〈効果〉
1 いくつかのアーサナの効果が相乗的に働く。
2 交感神経と副交感神経を交互に刺激していくので、両者を調和させる。
3 手足の均整がとれ、かつ手足の筋肉が強靭になる。
コメント

生きているうちに

2006-02-21 15:29:35 | 松川先生のお話




 中沢新一氏の師匠であるケツン・サンポ師の伝記「知恵の遥かな頂」はなかなか面白い本ですが、その中で個人的にとても心に残る一節があります。
 彼は生涯いろいろなラマに師事するのですが、その中の一人、ヨンジン・リンポチェというラマとの別れの場面です。当事、中国共産党軍のチベットへの武力制圧が激しさを増し、有名な高僧たちも次々と投獄や弾圧を受けていました。この時期、ダライ・ラマを初め、多くの高僧がインドへ亡命を始めており、若き日のケツン・サンポも、ヨンジン・リンポチェ師に「一緒にインドに行きましょう」と誘うのですが、ヨンジン・リンポチェ師は、「わしはもう年寄りだ。人の世にはもう必要のない人間だ。だから、中国の友人たちが何をしでかそうと、わしはここを出ないよ」と言って、それを断り、長い独居修行に入るのです。
 お互いにこれが今生の別れになるだろうことを予見していた二人は、そこで最後の会話を交わすのですが、ヨンジン・リンポチェ師はケツン・サンポに向かって、最後にこのように言います。

「この人生に執着があると、死ぬときには後悔が生まれる。死の時に決して後悔などしないように、生きているうちに、全力を尽くしておくのだよ。」

 そしてこの
「生きているうちに、全力を尽くしておくのだよ」
という言葉を、最後にリンポチェは、何度も繰り返したといいます。

 単純ですが、心にしみるメッセージですね。

 もちろんこの文脈では、リンポチェがケツン・サンポに言った全力とは、悟りのために、あるいは菩薩になるための修行に全力を尽くせ、ということでしょう。

 しかし普遍的なメッセージとしては、まだ悟りを求めていない人であっても、悔いのないように、あらゆることに全力を尽くして生きろということでしょう。
 何が正しいのか、今何を自分はやるべきなのか。それは皆、ずっと模索し続けていくことでしょう。しかし今の選択が正解か不正解かは別にして、とにかく全力を尽くすべきです。そしてそれによってのみ、自分の道がはっきりと見えてくるでしょう。
 生きているうちに。--死はいつ来るかわからないからですね。



コメント