11/12 エリザベス女王杯 予想

第31回　エリザベス女王杯　（GⅠ・京都11R・芝2200m・牝馬）

　さて、秋GⅠも後半に突入。まずその第１弾がエリザベス女王杯。

　ここにエアメサイアがいないのが残念だが、かなり面白いメンバーが揃った。

　まさに古馬vs３歳の縮図。注目は女王スイープトウショウvs３歳女王カワカミプリンセス。

　はたして、今年の真の女王はどちらになるのか？それとも伏兵が、かっさらっていくのか？


　　◎ ： 03 アドマイヤキッス
　　○ ： 08 スイープトウショウ
　　▲ ： 16 カワカミプリンセス
　　△ ： 15 フサイチパンドラ
　　△ ： 11 ディアデラノビア
　　　　
　
　以上５頭です。

　本命はアドマイヤキッス。３歳牝馬GⅠ戦線は全て１番人気を背負いながら、

　ことごとく裏切ってきた同馬。『鞍上が武豊』ということと前哨戦を鮮やかに勝っていたため、

　人気先行だったのは仕方ない。

　秋華賞の時は評価を低くしたのに、今回はナゼかこの馬が激走しそうな気がしてならない。

　秋華賞で大外を回ってカワカミプリンセスと同じ脚色で上がってきて４着に入ったのを見ると、

　レース運び次第では逆転もあるのではないだろうか。今回は本当に天才の腕次第。

　秋GⅠではまだ連帯していない武騎手も、そろそろ来そな気もするし。

　今回はGⅠ２ゲッターもいないので余計に期待は高まる。

　追いきりの動きも軽やかでしたし、結局クラシック勝てなかったアドマイヤが

　古馬戦でアッサリということもあるのでは？期待したい。

　スイープトウショウとカワカミプリンセスは言わずもがな。メンバーでこの２頭は抜けている。

　ただし、スイープは不安定。カワカミは大外＋２走ボケが心配。

　フサイチパンドラは血統的に距離が微妙だが、オークス・秋華賞と好走しているので

　フサイチジャンクと違って、血統の壁を乗り越えたと見る。安定感も無いし決めても劣るが、３着までなら。

　ディアデラノビアは今ノっている騎手と厩舎というのもあるが、

　府中牝馬S組みからはこの馬だけで良いと思う。ローテーションも春３戦・秋２戦で理想的。

　差し比べで上位組みに勝てると思わないが、騎手と厩舎の運でなんとか。

　買い目は3・8軸の３連単マルチ18点、３連複BOX10点。

　

ザサンデーフサイチ骨折

10月29日の2歳新馬(東京・芝1600m)で圧倒的1番人気(単勝1.3倍)に推されて
3着だったザサンデーフサイチ(牡2、栗東・池江泰寿厩舎)が、
8日の調教後のレントゲン検査により、第三足根骨板状骨折を発症していることが判明した。
全治には9か月の休養を要する模様で、来春のクラシックは絶望となった。
＜net競馬より＞

ダンスインザダーク×エアグルーヴという超良血馬。そのセリ価格も4億9千万と、当時の最高額。

血統的にPOとしては指名しなかったが、当然期待はしていた馬です。

新馬戦を遠征してまで明らかに不向きなマイルを使ってきたところから、「？」だったが

骨折までしてしまったとは・・・。この若い厩舎にとって勉強になるだろうが、非常に残念です。

来年はまるまる棒に振りそうですが、晩成血統だと思っているので

古馬になってからの復活を期待します。骨折するにしても１勝はしておきたかったかな？