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「ファナティック ハリウッドの狂愛者」感想(ネタバレあり)

2020-09-06 05:35:55 | 映画

あのジョン・トラボルタが
オタク&ストーカーに!

「ファナティック ハリウッドの狂愛者」
詳しくは公式サイトを・・・http://fanatic-movie.jp/

率直な感想は
映画自体はまあまあでしたが
トラボルタの
怪演が凄かったです!

ジョン・トラボルタといえば
若い人はよく知らないかもしれないけど
1970年代~1980年代は
「サタデー・ナイト・フィーバー」
「グリース」
「スティン・アライブ」
で華麗なダンスと
ワルカッコイイ風貌で
大人気のハリウッドスターでした。

俺が高校2年の時に(1983年)
映画館に観に行った
「スティン・アライブ」のパンフレット

「スティン・アライブ」の
トラボルタは
最高にカッコよかった~!

 

一時期人気は低迷したものの
1994年の「パルプ・フィクション」で人気が復活、
マフィア役から宇宙人役や女装まで
変幻自在の幅広い演技で
数多くの作品に出演。
「ブロークン・アロー」(1996年)
「フェイス/オフ」(1997年)がいいですよね~
トラボルタは悪役が似合う!

長身で大柄で
バタ臭くてアクが強く
ケツアゴでブルーの瞳が特徴的な
存在感バツグンの俳優だと思います!

 

さて前置きが長くなってしまいましたが
「ファナティック ハリウッドの狂愛者」の感想です。

〔ストーリー〕
ある人気アクション俳優の
熱狂的ファンで映画オタクの
冴えない中年男子(トラボルタ)が
その俳優のサイン会で
冷たくあしらわれてしまう。

サインが欲しかっただけなのに・・・

熱狂的なファンの愛が
いつしか歪み
狂気を帯びた
ストーカーに豹変!
やがて凄惨な悲劇が・・・


とにかくトラボルタの
怪演が凄かった。

ヘンなオカッパ頭に
メガネに髭面、
リュックを背負い
猫背でトボトボ歩いたり
挙動不審そのもの。

周りが見えずに
無我夢中で自論を唱え、
他人の意見を
なかなか聞き入れないオタク。
しかしその目は
どこまでもピュアでイノセンス。

トラボルタの
オタクのピュアな瞳と
ストーカーに豹変する
狂気の瞳の違いを観てください。

憧れの人気アクション俳優が
実はかなりの
ゲス野郎だったというのが
悲劇の原因なんですけどねw

ジャンル的には
ストーカー・スリラーですが
コミカルなシーンや
叙情的な人間ドラマもあり
なかなか面白かったのですが
ラストが
陰惨で中途半端な感じで
終わってしまったのが残念でした。

興味のある人はぜひ劇場へ!
イオンシネマ系で上映中~

入場者プレゼントで
ステッカーもらいました。
俺も映画オタクだよんw

 

「ファナティック ハリウッドの狂愛者」
 
満足度・・・70点

 


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