ヨーデル&ベルティング About Yodel/About Belting Voice

劇団四季出身~八月真澄~の音楽ブログ
ヨーデルとベルティングボイス 
時々日常ブログ

【最近のミュージカル】

2019-03-22 18:07:59 | ベルティングボイス

ショービジネスのステージで音楽活動をして50年近くになる。

今年一年は仕事の整理と新企画の準備で自ら主宰するライブステージは休止している。

するといろいろ見えてくる。そのうちの一つ。
最近の舞台やメディアオーディションというと「ダンス」が重要項目となっているのが目立つ。  
歌唱力が問われるオーディションはほとんどない! 
あってもクラッシック系のいわゆる「声楽」レベルだったりする。
 
「声楽」はクラッシックではないのか。 
今を生きる人間の表現方法としては画一化されすぎではなかろうか? 
 
だから日本のミュージカルや 歌部門のレベルはいつまでたっても韓国より上になることはない。 
韓国の歌手たち、Koreanミュージカル俳優たちの上手さは果てしない自由な表現力。
今にも本人が踊りださんばかりの歌い方をする。  歌の表現力の豊かさは日本のミュージカル俳優よりはるかに上である。
 
ダンスはダンスの表現方法があり歌とは違うのである。 
ダンサーはダンスで終わり歌うことはしない。 
使う筋肉が違うので歌えるうちに入らない。 
 
日本のダンスは需要と供給が一致しているようだ。 
それだけにダンスのレベルは相当高い。
 
日本のダンサーは世界レベル!
 
それにくらべ 歌で訴える!という表現方法をとれる歌手が少ない。
 
日本のプロ歌手は頑張ってほしい! 
 
誰もかれもが ミュージカル、ミュージカルと気軽に言うが 
歌で表現することがいかに大切であるか いかに難しいワザか!ということをみんな知っているのだろうか?    
 
また歌える人は 歌う以上に身体全体でその歌を表現できなければならない。
歌手もその歌を歌っている間は「俳優」なのだ。
 
ほぼ80年代の横揺れだけでリズムをとったつもりでいる歌手たち。 
低音が出なくても 毎回 昔のヒット曲だけ歌ってもとりあえずプロ扱いされてギャラの高いテレビ歌手たち。 
ほんとに恥ずかしい!    
 
だから歌はミュージカルのオーディション条件から外されているのも同じ。
歌ぐらい誰でも歌えるじゃん!と思われている。
日本のミュージカル製作者たちよ! 
ダンスだけじゃミュージカルとは言えないのよ!  ダンスと役者だけじゃミュージカルは出来ないの。 
質のいい上手い歌手がいないから? 
それにつけてもミュージカルの世界はクラッシック畑ぞろい。
 
いわゆる「声楽」はもういい加減にしたらどうか!?


 
 


ベルティングのレッスン

2019-03-05 22:06:49 | ベルティングボイス

明日の個人レッスンは「ヨーデル」とそのあと「一般ボーカル」の2レッスンです。

ヨーデルもベルティングが使えると 高いKeyでヨーデリングができるのです。
私は20代の時から歌っている「山の人気者」はずっとkeyが変わらずB♭でうたっていますが
いきなり導入部分からのヨーデルは軽いヨーデルでFとDのトレモロから始まります。
私にとって 高音「D」は地声で軽く出せる音域ですが ヨーデルでは裏声でないとキマりません。(笑)
低い音Fでも強く出し裏声のDも強く出します。

歌は2番でおわりですが 最後のスーパートレモローデルは♩=135で16分音符の符割りで
GとD♭をくりかえします。
それも2つの繰り返すうちに4つに聞こえるテクニックです。
その間 口の形をあまり変化させてはいけません。
また1つの母音だけで歌うときも口の形を変えないで歌い続けます。
これは究極のテクニックなので 私でも練習をサボるとフレーズが滑ってしまいます。

スイスヨーデルしかやらない人には関係ないですね。

ただオーストリアやドイツの観光向けヨーデルには母音だけで切るワザはないみたいですが
ドイツ語独特のハ行をふんだんに取り入れて巧みに早いヨーデルを操ります。


さて2時間目は 一般ボーカルのベルティングレッスンは まだレッスン2か月の20歳のミュージカル男子です。
彼は今までクラッシックの先生に入れ替わり立ち代わりついていたらしく
私のところに来たときは 出せるはずの音域が弱く 高音HiFがひっくりかえってしまっていました。
テナーもしくはセカンドテナーと言っていましたが、
歌というのは声域で分けていると歌えません。
これは私の持論なのです。
しかし世の中に出ていくためには「一応」という言葉があります。
それでそういうひとは低めの設定をしておくといいでしょう。

「クラッシックの先生につくと」声を保護することばかり教えられるそうです。
実際 私のベルティングボイスを聞いたプロのソプラノ歌手Sさんが「八月さんみたいに高音Dをそんな強い声を出していて喉つぶれませんか」と言われたことがあります。
「この程度で喉がつぶれたらプロやめますよ」と言葉を返しました。
ソプラノだって本物ならば強い音は出すでしょうが地声でないだけです。
日本のほとんどの「声楽家」で女性は みんな一様にしてこういう考え方が多いようです。

私はその男子生徒に思い切り声を出すことを教えました。

そして究極のベルティングの出し方を教えていきました。
まだ2か月というのにHiFをコンスタントにベルトで出せるようになったのです。

明日はこの生徒に 「楽典」と「ロングトーンのビブラート処理方法」を教えていきます。




アギレラとガガ

2017-12-20 21:49:34 | ベルティングボイス

生徒の一人でアギレラ大好きな女子がいます。

アギレラはどんな歌を歌わせても上手い!

マルチシンガーは今はアギレラとガガくらいかもしれないですね。

この2人はよく勉強しているので私も好きです!

 

彼女たちの歌い方は一辺倒ではないのですね。

それぞれのジャンルを自由自在に歌うため 研究しつくしています。

だから私は好きなのです。

日本の歌手は一発当たれば そればかり歌っていますが

彼女たちは先輩達の歌を

そして先輩達の胸を借りて歌う姿は感動します。

それは必ずゼロに戻って出発している気がします。

歌詞もはっきり聞こえるし

よく口が開いています。

当たり前のことだけど

簡単な 

そんなことを生徒たちに教えています。

 

私自身も 振り返りチエックすることは言うまでもありません。

 


ベルティングボイスって

2017-12-17 13:04:53 | ベルティングボイス

ベルティングについてよく質問されますが 質問の内容はいつも決まって

「出し方をおしえてください」ということです。

まずあなたの地声で出せる音域をおしえてくださいと答えることにしています。

「地声で」といっているのに高音Cまで出せると文章で書いてきますが

実際 スタジオで出してもらうとAどまりだったりします。

Aというのはハ長調で「ラ」です。第二間の音です。

B♭あたりから自然にわからないように裏声になっているのですがそれも

地声だと思っているようです。

実際 地声、そしてファルセットや裏声の定義というものは結構あいまいで

音大や音大卒のボイストレーナーが教えた生徒さんが私のところへやってくると

その意識を変えるのがまず至難のわざ!(笑)

 

私は音大卒ではないけれど 芸大生や東京音大生やミュージカル専門学校の生徒がレッスンに来ます。

現在もその学校の先生と私と両方に習っていたらしくその狭間で生徒は悩んでいました。

で、私は 「あなたの親が費用を出してすばらしいそんな学校で学んでいるのだからね~」と

親御さんの気持ちになってしまいます。

そして 私のところはいつでもいらっしゃい まず学校を卒業しなさいと

言ってあげました。

 

それらの学校の先生はやはりクラッシック系なので 

「ベルティング」については名前さえ知らないらしいのです。自分が歌っていないから・・・教えられない。

そりゃあしかたないですよね。

強い地声!だけではありません。

豊かな伸びのある声でビブラートをうまく生かした声のことです。

ある有名な音大の声楽の教授は「地声は汚ない声です」とはっきり言っておられたとき私はびっくりしました。

そうじゃない。。。ベルティングボイスとは訓練された地声の事でパワフルで訴えるチカラが強いのです。

 

で、私はというと20代の前半で すでにベルティングを習得していましたので

あとは場数を踏むだけでした。

一日50曲以上 毎晩 ライブで歌っていましたから。

ベルティングを歌うための声帯もボディも そのときに作られたような気がします。

首が太く しっかり筋肉が出来上がり 胸郭などもおおきくなり、ハイGまでは軽く出していました。

ハイFやハイGなんて いまのアメリカンアイドルでは10代~20代では ざらに見られますね。

私はとにかく歌いまくりました。

歌手ですから歌ってナンボの世界!

歌で生活をしていましたから趣味ではありませんから!

喋るときは地声ではっきりと!これもベルティングの助けとなります。

 

さあ ベルティングってなんだかお分かりいただけたでしょうか。

 

 


身体を鍛える

2017-12-14 09:56:47 | ベルティングボイス

今年もあと2週間ですね。

昨年に比べ今年は体調が良かったです。

2年前から発症した咳喘息も昨年からかなり改善されました。

ほとんど咳が出ません。

咳って周りを暗くしますよね。

今年は2月からPT(パーソナルトレーニング)を受け続けているので体幹が出来 いろいろ強化されました。

スイーツは苦手ですがカカオ86%のチョコレートは口に入ります。

無添加のトマトジュースや無塩ピーナッツ グルテンフリー、その他 料理は得意ではないけれど食材を考えるようになったことも体調がよくなった原因ですね。

 

歌手は音楽の基本があることは基本ですが 体力は2番目に大事な条件です。