映画日記-「男はつらいよ 純情篇」(9/493)

映画「男はつらいよ 純情篇」（1971年）を観ました。

フーテンの寅さんこと車寅次郎（渥美清）は、長崎の五島列島へ渡る船着き場で、夫と別れ故郷に帰る子連れの女性と出会う。
女性を送り届けた寅さんは、急に故郷が恋しくなり、故郷の柴又へと戻ってくる。
ところが、家の自分の部屋は、やはり夫と別居中の夕子（若尾文子）に貸し出されていた。
夕子にすっかり惚れてしまった寅さんは、彼女の気を引こうとあれこれと動き回る。

マンネリ映画の代表作、寅さん。
実はいままで観たことがありませんでした。
一本くらいは観て見なければと。特に、この2年ほどポタリングで帝釈天へ団子を食べに行ったりしていたので。
実際、この一本しか観ていなくても、大いにマンネリを感じさせるくだりが多数。
それでも往年の大俳優の若い姿は結構楽しかったです。

昨年のNHK連続ドラマ「おひさま」では、丸山陽子役の若尾文子を毎日観ていましたが、30年前の本作でもすでにその貫禄を感じさせていました。

また団子食べに、帝釈天へ行きますか。