映画日記-「グランド・イリュージョン」(111/822）

映画「グランド・イリュージョン」（原題"Now You See Me", 2013年）を観ました。

マジシャンのダニエル（ジェシー・アイゼンバーグ）、派手な脱出マジックを行うヘンリー（アイラ・フィッシャー）、読心術と催眠術で他人から金を巻き上げる天才のメリット（ウディ・ハレルソン）らは謎の人物から集められ、マジシャンチーム“フォー・ホースメン”を結成した。
鳴り物入りで始まった彼らの公演では、来場者がアメリカにいながらにしてパリの銀行の地下金庫へ瞬間移動し、目の前で地下金庫の現金が一瞬にして盗み出される、というマジックだった。
しかしパリの銀行では本当に現金が盗まれてしまう。
FBI捜査官のディラン（マーク・ラファロ）はフランスから来た捜査官のアルマと共に真相究明に乗り出すが、行き詰まってしまう。
彼らが助けを求めたのは、マジシャンのネタ晴らしで有名なサディアス（モーガン・フリーマン）だった。

テレビでも良く見かける派手なイリュージョンや読心術を駆使して行われた完全犯罪と、それを暴こうとする捜査官の攻防を描いた作品です。
ネタ晴らしになりますが、最後に大どんでん返しがあります。
マジックを使って犯罪に使う、というのはマジシャンの職業倫理としてどうかと思いますが、それはそれとしてなかなか面白い映画でした。
ジェシー・アイゼンバーグは「ソーシャル・ネットワーク」で主演を務めました。
マーク・ラファロは「シャッター アイランド」のほか、「アベンジャーズ」などで超人ハルクの役を演じています。
ヘンリー役のアイラ・フィッシャーは、「華麗なるギャツビー」でブキャナンの浮気相手マートルを演じました。
メリット役のウディ・ハレルソンは、「ハンガー・ゲーム」では主人公の指南役ヘイミッチを演じました。