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自転車に乗って、美味しいものを食べに行ってます。秋から春はスキー、夏は登山も。前十字靭帯断裂するも手術して復帰。

映画日記-「グランド・ブダペスト・ホテル」(36/876)

2015-04-17 02:32:03 | 映画
映画日記-「グランド・ブダペスト・ホテル」(原題"The Grand Budapest Hotel", 2014年)を観ました。

老作家(トム・ウィルキンソン)は、若い頃の思い出を語りだす。
若き頃の作家(ジュード・ロウ)は、かつて豪華なホテルだったが老朽化し、客足も少なくなった「グランド・ブダペスト・ホテル」に投宿すると、町一番の富豪のムスタファ氏(F・マーリー・エイブラハム)の姿を目にする。
ホテルのオーナーである氏は、なぜかホテルに泊まるときは一番粗末な従業員用の部屋に泊まることで知られていた。
あるときホテルの浴場で氏の姿を見かけた作家は、思い切ってその理由を氏に尋ねてみる。氏は作家を夕食に誘い、ホテルを所有するに至った話を語って聞かせる。

老作家が富豪との出会いを語り、その語りの中で富豪は昔の話を語る、という三重に構成された物語です。
奇妙な物語をテンポ良く語っていく、何とも印象深い映画です。

若い頃のムスタファ氏が師として仕えた「グランド・ブダペスト・ホテル」の名物コンシェルジュで、この映画の主役というべきグスタヴを演じたのは、レイフ・ファインズ。「ハリー・ポッター」シリーズのヴォルデモートのほか、「クイズ・ショウ」に出演。
トム・ウィルキンソンは、「フィクサー」、「パトリオット」に出演。
F・マーリー・エイブラハムは「アマデウス」でサリエリを演じていました。
ホテルの常連客の老貴婦人マダム・Dにティルダ・スウィントン。老婆の歳ではないですがメイクで老人になっています。「バニラ・スカイ」のほか、「ナルニア」シリーズの白い魔女でした。

こういう映画は、有名俳優が少しずつ「あっ」と思わせる形で出演しているので、それを探すのも面白いです。


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