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自転車に乗って、美味しいものを食べに行ってます。秋から春はスキー、夏は登山も。前十字靭帯断裂するも手術して復帰。

映画日記-「幸福の条件」(40/1087)

2017-06-26 22:20:52 | 映画
映画日記-「幸福の条件」(原題"Indecent Proposal", 1993年)を観ました。

建築家のデヴィッド(ウディ・ハレルソン)とダイアナ(デミ・ムーア)は互いに愛し合う若い夫婦だったが、借金に追われて破たん寸前だった。
起死回生を狙った彼らはカジノに行き、初日は成功するが、翌日は全てが裏目に出て、全財産を失ってしまう。初日にダイアナとブティックで出会った大富豪のジョン(ロバート・レッドフォード)は、彼らの苦境を見かねてある提案をする。それは、彼らに大金を授ける代わりに、ダイアナと一夜を共にする、というものだった。

昔観たことがありますが、ブログのために再度観ました。
夫婦の愛は苦境を救う金と引き換えの一夜で失われてしまうかどうか、という究極の選択を問うた作品、ということですが、何ともしょうもない話です。
人間は売り物じゃないですから、申し出をokするダンナもどうかと思うし、自分自身が取引されるヨメもどうかと思います。
もちろん、そこまで経済的に追い詰められたら何でもする、というのも人間の性でしょうか、逆に追い詰められてそこまでするのなら、究極の選択を持ち出すまでもないでしょう。
女性の心情はともかくとして、ワタシは終始一貫、デヴィッドに共感のかけらも感じませんでした。チンケでちっちゃな男です。そんなだから、無思慮に女房を売り渡すんでしょう。

映画については、無用のラブシーンが何度も出てきて、サービスシーンなんでしょうが、くどいです。
一獲千金を狙ってカジノで稼ごうとするのはよくありますが、絶対に起死回生なんか出来ませんのでワタシはお勧めしません。
ロバート・レッドフォード演じる富豪のジョンも、映画の前半からデミ・ムーアに色目を使って、いやらしさ丸出しです。
というわけで、本作は第14回ゴールデンラズベリー賞をめでたく受賞したそうです。正に賞に値する作品と思います。
昔観たことがあるものの、こんなにしょうもない映画だったとは思ってもみませんでした。当時はまだ若かったっちゅうことかな。


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