映画日記-スクワーム

これも昔観たB級映画。書いておかないと再び忘れるので、特に観たわけではないけど映画日記として記録。映画「スクワーム("Squirm", 1976年)」

学生時代、家でヒマしているときによく映画を観てました。平日の東京12チャンネルって、15時台に昔のB級映画なんかを放映してて（今でもそのようですが）、タイトルで判断して「いかにも！」って映画を面白半分に観てました。

ある町で何故かミミズが凶暴化。足に噛み付いたりする事件が相次ぐうちに、ついに凶暴化したミミズが大量発生して、人々を襲います。蛇口からドロドロ出てきたり、絵的にはかなりグロい。

原因は、嵐で切れた高圧線が地面に接触し、その電気ショックでミミズが凶暴化したというもの。翌朝、作業員が高圧線を直すと、町は何事もなかったかのように元に戻っています。町民は全滅してしまったらしいですが。

クモとかミミズとか、絵的にグロいものを使うパニック映画は定番ですね。

ホントにしょうもない映画でして、最初のシーンはどうやら本当にうごめくミミズを使ってるらしいのですが、最後に家を埋め尽くすほどの大発生は、さすがに本物を使うことが出来なかったようで、そのシーンはどうみても輪ゴムで部屋を埋め尽くして、下から手で揺すっているとしか思えない！
ここでいう輪ゴムは、普段見かける輪ゴム鉄砲のアレではなくて、書類を止めるような太いゴムです。
ここまでは「キモいなー」と思いながらもホラー映画の緊張感をもって観てましたが、一気に力が抜けて思わず苦笑。

こんなものを観る位なので、よっぽど自分もヒマだったんだなあーと今更ながら感心します。