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自転車に乗って、美味しいものを食べに行ってます。秋から春はスキー、夏は登山も。前十字靭帯断裂するも手術して復帰。

スキー日記-19日目-その1(栂池-山ノ神-風吹小屋)

2005-02-19 23:17:30 | バックカントリー
今シーズン19日目、パウダーゲット11日目、バックカントリー6日目

今回は2日間、冬の山小屋泊まりでツアーに出かけました。
金曜夜9時ごろ、いつものように出発。運悪く軽井沢あたりからチェーン規制が掛かって、少し足止め。
いつもより30分以上余計に掛かってロッジへ到着。友人達とビールでしばし歓談。友人達はゲレンデスキーなので別れを告げて先にお休み。

6:00に起床して一人で準備してお出かけ。

8:00に栂池のゴンドラ駅に集合。ここで山小屋のご主人から食料を渡され、少しずつ分担して運ぶ。僕の役目は鶏肉。

10時頃から歩き始め。数日前に雨が降った上に15cmほどの新雪が乗っていて、非常に登りにくい。シール付の板で踏んでもずり落ちてしまう。
途中からツボ足に切り替え。

11:30にヒヨドリ峰の西側に到着。ここで1回目の滑り出し。最初はよかったけれど、すぐにモナカ雪。このコースは状態がよければ最高のボウルだけにとても残念。

12:30に山の神へ向かって登り返し。ここまでは普段から日帰りでよく訪れるところなので、お馴染みの景色。


15:00に山の神へ到着。人数も多いのでいつもよりスローペース。ここから風吹に向かって滑り出す。ここはいい感じでした。

16:00頃に最後の登り返し。あたりもだんだん暗くなってきます。
登る途中で「ドン」と大砲が鳴るような音がしました。これは雪面が割れる音、つまり雪崩れの兆候です。見上げると少し上のところが割れていました。念のため少し上寄りのコースを取って登ります。

17:45に風吹小屋に到着。なんとか日暮れ前に着きました。
宿のご主人が前にある程度掘り出してくださっていたとはいえ、真冬の山小屋はこんな感じ。

ほとんど埋まっています。

小屋は冬季は当然休業です。宿の人も勿論いません(小屋を開けるためにこのツアーにわざわざ同行してくださいました)。
まずは出入り口の確保。3階建ての小屋はすっかり埋まっているので、3階の小窓から出入りします。
次に煙突穴。屋根から1mほど掘ると庇が出てきました。煙突穴はこの庇の下。
私の担当は煙突穴の確保。


小屋の中にいる人と無線で連絡を取り合いながら煙突をつなぎます。山ではほとんど使わなかったのに、ここで無線が大活躍。

他のチームはトイレの掘り出し。これも重要。

掘り出しが終わったらようやく小屋の中へ。ずっと雪に埋まっていただけあって芯まで冷え切っています。ストーブに火が入って温まるまではガタガタ震えてハイポ気味でした。

まずお湯が沸いたので、持ってきた焼酎でお湯割り。お湯割りがこんなにおいしいと感じたことはありません。

私の運んだ鶏肉は破れずに無事に到着。夕食はキムチ鍋。身体の芯から温まります。食事からそのまま宴会へ。
Oさんも書いている「女、子供を寄せ付けないハードな店」。標高1800メートル、極寒の中を数時間歩いてたどりつく店っていうのはどうでしょう?(実際には女性もいたのですが)


これもそれなりにハードです。

寝る頃には小屋も温まり、暖気が2階、3階へ上がって寝床も快適。ぐっすり眠りました。


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