映画日記-「ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ」(37/1287)

映画日記-「ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ」（原題"The Founder", 2016年）を観ました。

ミルクセーキのミキサーのセールスマンのレイ・クロック（マイケル・キートン）は、サンプルのミキサーを車に積んで、全米のハンバーガーショップを回る日々だったが、いずれもけんもほろろに追い返される毎日だった。ある日彼は事務所に電話してみると、カリフォルニアにあるハンバーガーショップから、幾つもの注文が入っているという。
何かの間違いではないかと確認の電話を入れてみた彼は、忙しそうな店の様子から、自ら足を運んでみることにする。
カリフォルニアのその店は、ディックおよびモーリスのマクドナルド兄弟が経営する店で、高度に効率化、標準化され、客を待たせず、大繁盛しているのだった。
店の効率経営に感銘を受けたレイは、その効率オペレーションを広げるため、フランチャイズ化することを兄弟に申し出る。

マクドナルドが今の姿になるまでを描いた実話に基づくストーリーです。
マクドナルド兄弟が始めたこの店は、実はレイ・クロックがフランチャイズ権を元に今の巨大企業を築き上げたのでした。本作ではその過程はかなりあくどい感じで描かれています。
真実はどうか分かりませんが、アメリカのマクドナルドのサイトでは一応兄弟に対するリスペクトをもって歴史を語っています。
資金繰りに窮してきわどい綱渡りをする辺りの描写がなかなかスリルがあって面白いです。