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自転車に乗って、美味しいものを食べに行ってます。秋から春はスキー、夏は登山も。前十字靭帯断裂するも手術して復帰。

映画日記-「アンダー・ザ・ウォーター」(2/1252)

2019-01-14 22:02:05 | 映画
映画日記-「アンダー・ザ・ウォーター」(原題"QEDA", 2017年)を観ました。

多くの陸地が海中に没し、ほとんどの生物が死に絶えた2095年。人類は塩害と戦いながら細々と生き続けていた。
他方で人類は量子を操り時空を超える技術を手に入れたが、過去を変えることの危険を知り、その技術を封印するようになった。
2017年、塩分濃度が高くても生存できるオキアミの研究をしていた女性科学者のもとを男が訪ねる。
その男こそ、2095年の未来から派遣されたファン・ルン大尉の量子の分身だった。

時代設定はまるで「ウォーターワールド」ながら、ストーリーはちょっとサスペンスっぽい感じです。
最近、近未来を描いたディザスターものの設定ながら、ストーリーはサスペンス、という映画が多い気がします。ただ、設定そのものがSFなので、何だか上手く言っていない気もします。
そもそもの設定の土台が「ありえない」ものなので、その境遇の人間心理を描いても、所詮は破綻している気がするのです。
主人公がタイムスリップするのではなく、量子的に分身がタイムスリップする、という設定はちょっと興味深かった。自分自身が同時に2つ存在するという設定はシュレディンガーの猫を意識しているのでしょうか。



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