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自転車に乗って、美味しいものを食べに行ってます。秋から春はスキー、夏は登山も。前十字靭帯断裂するも手術して復帰。

観劇日記-18日目(プロデューサーズ)

2006-05-08 22:00:00 | 映画
ミュージカル映画プロデューサーズを香港からの帰りの飛行機で観ました。

ミュージカルは結構好きですが、これは内容的にもとても親しめる、楽しい作品でした。今度はぜひ劇場で観てみたいものです。

ミュージカル映画は、歌と踊りがどうしても加わるため、普通の映画の俳優陣と一味異なって面白い。
主演のネイサン・レインとマシュー・プロデリックは、それぞれライオン・キングのティモン、シンバの声役でもあります。
ユマ・サーマンがちょっとお間抜けなスウェーデン人(でも実は結構抜け目ない)を演じて、これも良かった。そういえば、僕の好きな映画「ガタカ」にも出ていました。

それにしても発想がすばらしい。「売れない映画を作れば投資家に金を返さなくていいので、あとは着服し放題」って、それにしたがってミュージカルを作っちゃうところが何ともノー天気。
実際にはそんなわけには行きませんが。赤字でも会計報告はきちんとしなければならないはずなので。

もっとも、本業は実質赤字でも高株価を背景に金を集めまくった某ラ○ブ○アという会社もありましたね。

マシュー・プロデリックが演じるレオ・ブルームは会計士。アメリカでは会計士は結構メジャーな職業で、映画や演劇によく登場します。
でも日本でこれを正確に訳しているケースが驚くほど非常に少ない。
レオは「会計士」ですが、「公認会計士」ではありません(劇中にそれをおちょくったシーンがあって面白いです)。
「税理士」と訳しているサイトもありますが、あまり正確ではありません。アメリカは会計士が税務もやるので、「税理士」でも必ずしも間違いではないのですが・・・

「経理士」はもってのほか。日本に「経理士」という資格はありません。でもこの訳は結構多いんですね。腹立って仕方ないです(^^;)
# 戦前に「計理士」という資格は確かに存在しました。
# あと、確かに「公認会計士」ではない「会計士」という資格も日本には実はないんですね。まあ、会計事務所からやってくる人は、「公認会計士」や「税理士」の資格を持っていなくても「会計士」と呼んだりしているわけなんですが。

# 最後は「会計士」の話題になってしまってスミマセン。ともあれ映画自体は楽しかったです。


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