映画日記-「タワーリング・インフェルノ」(15/965)

映画日記-「タワーリング・インフェルノ」（原題"The Towering Inferno", 1974年）を観ました。

サンフランシスコで技術の粋を集めた超高層ビルが落成した。
完成を機に引退を考えていた主任設計者のダグ（ポール・ニューマン）は、最終チェックに余念がないが、配線の仕様に欠陥があることに気付く。
完成披露パーティを控えていたビルで、ダグはビルオーナーのジェームズ（ウィリアム・ホールデン）にパーティの中止を進言するが、各界著名人を集めたパーティは中止できないとそのまま決行される。
そして案の定、配線の欠陥から火災が発生し、次第に上部に燃え移っていく。

超高層ビルをテーマにしたパニックムービーの老舗です。
欠陥設計、欠陥を知りながらイベントを決行し被害を大きくするオーナー、不正を知りながら知らんふりをするエンジニア、我先にと避難を争い、結果として死亡する客、などパニックムービーの要素盛りだくさんです。
とはいえ、いろいろと突っ込みどころもあり。
「全館停電になった！」って言っている割には後々ビルに電気がついていたりします。
近づいたヘリコプターが意味もなく爆発したり。
まあ、それでも楽しめる映画ではあります。

スティーブ・マッが消防隊長で出演。フェイ・ダナウェイもダグの妻役で出演しています。
それから、あのO.J.シンプソンも出演しています。