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「若冲と一村  ―時を越えてつながる―」展@岡田美術館

2023年03月16日 22時05分26秒 | 美術館
「若冲と一村  ―時を越えてつながる―」展@岡田美術館
会期:2022年12月25日~2023年6月4日






岡田美術館は箱根小涌谷に2013年10月開館した美術館で、日本・中国・韓国を中心とする古代から現代までの東洋美術を収蔵し、5階建ての広い会場に、絵画や陶磁器など常時約450点を展示している。
開館10周年を迎えた記念展「若冲と一村  ―時を越えてつながる―」が6月4日まで開催されている。
全5階からなる美術館の展示面積は、約5,000㎡と箱根随一を誇る広さだ。



1階展示室
中国陶磁と玉器(一部に韓国・日本の陶磁器)
とりわけ中国の歴代の陶磁器が充実している。

2階展示室
古九谷、鍋島、柿右衛門など肥前の陶磁器や野々村仁清の京焼など何れも逸品ぞろい。
横山大観の超大作「霊峰一文字」は、大観ならではの傑作。



3階特別展示室「若冲と一村  ―時を越えてつながる―」
伊藤若冲(1716~1800)と田中一村(1908~77)は近年に注目を浴びるようになった。



若冲の「孔雀鳳凰図」は大名家の旧蔵品で重要美術品に指定。



田中一村は作品が少ないので見る機会は稀だ。
「熱帯魚三種」「白花と赤翡翠」はまさに一村らしい作品だ。

4階展示室の特集展示は「生誕360年記念 尾形乾山」



5階展示室は仏教美術





1階の中国美術の展示室に山上鎮夫さん旧蔵の「紫斑文百合口梅瓶」(均窯・北宋時代)が展示されてあった。
現在は石川県立美術館蔵の「色絵鳳凰文平鉢」も山上さんの旧蔵品で2点とも山上さんのご自宅で手に取って拝見したことを思い出した。
「紫斑文百合口梅瓶」再会できたのは望外の喜びだった。



風神・雷神の大壁画「風・刻(かぜ・とき)」の正面には、100%源泉かけ流しの足湯が使える。
疲れを癒して、もう1巡と思ったが帰路を考えて残念ながら退館することに。
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