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「西の谷緑地公園」を美しく!

「公園都市水戸」の街造りを考える人達と協働したいと思っています。

奥久慈 男体山

2009年01月28日 21時42分50秒 | 
男体山

水戸から大子に向かう際、大宮を過ぎると景色が一変して山々が望める。
その中で、遠目でもすぐに分かるのが男体山。
もっとも、男体山というと日光を思い浮かべる人も多いかもしれない。


僕は、奥久慈の男体山だ。
麓の古分屋敷までは何度も紅葉を愛でに行ったことがあるが、登った事はない。
今回、Sさんと一緒に登山する事になった。
古分屋敷の駐車場に到着したのが10時。
Sさんは今までに30回位男体山に登っている。頂上まで2時間位の行程とのこと。
大円地(おおえんち)でルートは右と左に分かれる。
右はハイキングコース、左は健脚コースと表示がある。
Sさんは登りは健脚で、下りは楽なハイキングコースにしよう。と決めてくれた。
出だしはマアマアだったが直ぐに次から次に急勾配。直ぐに息が切れて何度も小休止。
鎖を頼りに岩場を攀じ登ることも数え切れない。
標高654メートルなのに、なかなか頂上が見えない。
簡単な気持ちで来たが、大間違いだった。背中や頭からは汗汗汗。
着替えのシャツを持参しなかったのは、失敗。次回は忘れずに。

やっとの事で頂上に。北側と東側は穏やかな傾斜だが西側と南側は断崖絶壁。
特に南側の切り立った断崖が、遠くから見ても男体山と分かる姿だ。
水戸の県庁舎も望めた。もっと晴れていれば、日光の連山まで望めるらしいが、今日は叶わなかった。
この360度見渡せる景観が「新・日本の名山100選」に選ばれたのだろう。



阿武隈山地の支脈である久慈山地は、隣接する八溝山地と共にこの地域の景観を形成している。久慈山地の山々は標高こそ低いものの、屹立する岩壁や奇岩を連ねた岩峰が多く、圧倒的な迫力がある。その主峰が男体山だ。
帰りに立ち寄った、「紅葉の展望公園」から見ると、その特徴が良く分かる。
あたかも八ヶ岳山麓の様であった。

山頂でおにぎりの昼食を済ませ、下りは持方(もちかた、旧水府村で茨城県の最後の秘境といわれ、平家の落ち武者伝説なども在る)を経由して、大円地越(おおえんちごえ)を通り古分屋敷に戻ることにした。僕は、不安であったが、先達のSさんにお任せした。
持方のの一部を通過したのみではあるが、確かに桃源郷の雰囲気があった。
少し、遠回りになっても来た甲斐が有ったと思った。
これで春先なら更に美しいだろうと思った。


大円地越でSさん持参のバーナーとヤカンでコーヒータイム。
ハイキングの後のコーヒーの味は格別だ。
「越」は「峠」と同じ意味らしい、有名な「天城越」は「天城峠」と同意なのだ。

頂上や東屋などで何組かの中高年のパーテーに出会った。皆さん、慣れているのか足取りも軽く歩いているのには驚いた。訊いて見ると、月に1~2回は山歩きしているようだ。

古分屋敷までは僅かな距離と思ったが、思いのほかの距離と高低差があった。
帰り道は岩場もないし急斜面ではなかったが、駐車場に着くころは足はガタガタで限界に近かった。
日頃の運動不足と山の厳しさを思い知らされた。


戻ってから、次のような資料を見つけたので付け加えておく。
*男体山は南台山、頂富士の別名もあり、1等三角点の山で、昔は女人禁制の山であった。山頂にある大岩石を神体として男体権現といい、山腹にはイザナギ・イザナミの両神を祀る奥の宮がある。頂上の南面は300mもの断崖が切り立っていて、そこからの眺望はすばらしい。


戻ってから、次のような資料を見つけたので付け加えておく。
*男体山は南台山、頂富士の別名もあり、1等三角点の山で、昔は女人禁制の山であった。山頂にある大岩石を神体として男体権現といい、山腹にはイザナギ・イザナミの両神を祀る奥の宮がある。頂上の南面は300mもの断崖が切り立っていて、そこからの眺望はすばらしい。



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