「西の谷緑地公園」を美しく!

「公園都市水戸」の街造りを考える人達と協働したいと思っています。

尾畠春夫さん(78)はボランティアの鑑。

2018年08月18日 15時30分09秒 | ボランティア
尾畠春夫さん(78)はボランティアの鑑。





山口県周防(すおう)大島町家房に母親らと帰省し12日午前から行方が分からなくなっていた同県防府市の藤本理稀(よしき)ちゃん(2)が15日午前6時半ごろ、近くの山中で見つかった。
発見したのは大分県からボランティアで駆けつけた尾畠春夫さん(78)。
日本中が心配した2歳児は、3日ぶりに奇跡の生還を果たした。

県警などが連日150人規模の態勢で捜索したが、見つからなかった。
幼い命を救いたいと大分から駆け付け、わずか20分ほどで発見したのだ。

尾畠さんは40歳で登山を始め、60歳前に由布岳登山道の整備ボランティアを始めてからボランティア歴約25年のベテラン。
60代半ばまでは、大分県内で鮮魚店を経営していた。

各地で災害が起きるたびに足を運び、遺品探しや泥かきに汗を流してきた。
11年の東日本大震災では発生当初から約2年間宮城で復興活動。
16年の熊本地震や昨年7月の九州北部豪雨。
今年の西日本豪雨が発生した際も被災地に駆けつけた。

軽ワゴン車に食料や水、寝袋などの生活用具を積み込み、助ける相手側に迷惑をかけないのが信条。
「自己完結するのが真のボランティアだ」と言う。
活動費は自分の年金から捻出している。

行動力だけではない、その信念にも称賛が集まった。
理稀ちゃんの家族から食事や風呂を勧められたが、断固として断ったのだ。
尾畠さんのボランティアとしての流儀がある。





ニュースを断片的に繋ぎ合わせたが、ボランティア活動の鑑としか言いようのない清々しい人物だ。
歳も78歳で私も同じだが、山道の歩き方や被災地で活動の姿などは50代の人以上かもしれない。
精神も肉体も並外れて若々しい。
尾畠さんの存在を心に刻み、己の日々の行動の道標としたい。
コメント
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