「西の谷緑地公園」を美しく!

「公園都市水戸」の街造りを考える人達と協働したいと思っています。

『裸の島』新藤兼人監督@東京国立近代美術館フィルムセンター

2013年04月10日 19時05分54秒 | Weblog
裸の島@東京国立近代美術館フィルムセンター

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水戸芸術館の『お昼にちょっとクラッシック』に登場した御喜美江・アコーディオンコンサート。
単純なメロディーだが、心にしみる曲が演奏された。
新藤兼人監督の映画『裸の島」のテーマで林光の作曲とのことだった。



都内散歩の途中、国立近代美術館フィルムセンターでこの日(4月9日)午後7時から上映されることを知った。
井戸もなく、よその島まで水汲みにゆく瀬戸内海の離れ島に住む一家の物語。
全編、台詞なしで、単純なメロディーの繰り替えし。
音楽が重要な役割を果たしている。
殿山泰司、乙羽信子が夫婦で男の子二人の家族。
役者が演じているいるが、ドキュメンタリーのようだ。
題名の『裸の島』とはまさしく何もない島。
1960年の制作だが、当時の生活が偲ばれる。
確かに貧しい生活だが、誰もが似たような状況でもあった。
哀しい結末を迎えるが、これまた誰しもあり得ること。
コンサートで聞いた楽曲を、本編で観ることが出来た。
生きるとは何かを考える機会となった。
コメント
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